ということで実際にDPL700でログを取って歩いた結果をGoogleMapsで見てみるとこんな感じ.
■自転車で走った結果
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腰のベルトのあたりにぶら下げて走りました.良好.
開始直後,現在位置を把握する前に移動を開始しても,ちゃんと取れていました.
GPS-CS1Kのときは静止して30秒ぐらい待って,位置を把握してからじゃないと取れないまんまだった印象.
■バスに乗ってみた結果
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羽田空港第2ターミナルから北千住駅までのバス.窓際の座席にて.
窓際で一度捕捉してからはトンネルを抜けてもすぐ再取得できているようです.
■電車に乗ってみた結果
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これが一番おどろき.東武線の堀切駅で電車に乗ってから電源を入れましたが,走っている最中に記録を開始できている.
ちなみに腰に下げておいた状態で,椅子の端に座っていました.窓がちょっと遠いのにしっかり取れていてびっくりです.
さすがに地下鉄内は無理ですね.
その他感想
■たまにブレる
やはり捕捉状態が悪いとブレます.
屋内にいるときはたまに「拾ってしまう」らしく,50mぐらい違う位置として記録されることもあります.
また,秋葉原電気街の牛丼サンボのあたりにいたはずが,昌平橋通りにすっ飛んでいたりしたこともありました.
ビルの谷間もズレやすいようです.
といっても大体の位置は合ってますし,100mもズレるときはあからさまにズレたような記録がされています.
■電池の持ち
付属の電池(単三アルカリ1本)では一日2時間弱の使用で1週間程度でしたので,大体14時間ぐらいでしょうか.
その後はeneloopを使っていますが,同様に14~5時間と思います.
■GPS-CS1Kのほうが良かった点
…自分の用途では皆無かも.
USB端子が蓋されているので小雨でもOKということぐらいか?
逆にDPL700はそのへんが心配ですが,端子が底面についているのでぶら下げている限りは特に気にしなくてもよさそう.
とはいえ,雨で濡れるのは機械にとってダメージなはずなので,なんとか対策したいところではあります.
あとこれはGPS-CS1KとDPL700両方ともですが,付属ソフトでGPS情報を書き込む際に,ファイルのタイムスタンプが変わってしまうのがちょっと嫌です.
その辺は別のツールを使って後から直せば良いのですが,できれば操作は少ない方がいいですね.
■ということで
DPL700にはおおむね満足です.
むしろGPS-CS1Kを買う理由はほとんどないかなぁ.
以上,購入を検討されている方々の参考になれば幸いです.