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魂のトレーニング
先日,東京商工会議所の講演会で出会った人&本.
講演を聞いていると,最初は自分のビジネスと結びつかないものであるような気がしたが,話自体が興味深く,そのままずるずると引き込まれていった.
帰りに講演者である秋沢志篤さんの著書を買ってきた.
この本はビジネス書ではなかった.タイトルに魂とあるように,人生がどうあるべきか,社会がどうあるべきか(そのために人生がどうあるべきか),そんな「あるべき論」から行動を開始するための,本当に「魂のトレーニング」であった.
近年の,人々が「利己的に」「目立たないよう」「悪いことはまわりのせいにして」「自分だけが良ければ良く」「…」生きていることや,社会的な「なんとかしたいけどどうにもならない」ような不安.そんな息詰まった感のある状況をどうにかするために,自分ができることは何だろうか.
それは常に考えて答えをアップデートしていかなければならないものであって,単純に自己の利益などから算出された「ゴール」ではないのだな,ということを教えられる.
本書はそのために持つべき考え方を,筆者自らの経験とともに,細かい節ごとに読みやすいテンポで展開している.
また,人々に前向きに生きるエネルギーを与え続けるようなシステムとして,「祭」を取り上げているのもおもしろい(そして実際に筆者はそれを実行している!).自分も大学院時代に教授にそのような話をされていたし,自分でも納得している話だったが,こういう形で実現することに驚きと共感を持った.
その他
・帯が秋元康とボビー・バレンタインなのだが,この名前で売っているように見えてちょっと残念(もっと真剣に絡んでいるのに!)
・本書には収録されていないが(
魂トレ!サイトで見られるのだろうなぁ),講演会では元サッカー日本代表監督の岡田監督が言っていた「愛の五段階説」が紹介されていた.自分の仕事(&遊び=やるべきこと)にどう当てはまっているのか本書とともに考えると,自分にはもっと大きく楽しいことが待っているような気がしてならない!
amazonのレビューにも共感を持った人がいるようで参考になると思う.