頭の悪いパナシ 123 – 才能という呪い

2018/07/25 に公開

●西尾維新×羽海野チカさん「才能って他のことが出来なくなる欠点じゃないですか」
●才能がなくてよかったね、一万時間練習した後に才能がないと気がついてももう次の二万時間練習するしかないんだよ。でも練習する前に気がついてよかったね。才能がなくね。

*西尾維新 / 本題 (羽海野チカさんの章)
*竹熊健太郎 / フリーランス、40歳の壁――自由業者は、どうして40歳から仕事が減るのか?

頭の悪いパナシ 122 – 自信を持つ才能

2018/07/20 に公開

●気分で初手を選んでいた90年代からパターンを知り尽くしていなければスタート地点に立てなくなった現代将棋、ダンスミュージックの話みたい
●EDMを作るのにクラシック式対位法を勉強してみたいと思っても、その(限りなく無駄かもしれない)勉強が役に立つ・正しいと思える自信そして才能
●みんなが無駄だと思っているけれど私はこれは無駄だとは思わないという「確信」を持つにはある程度年齢が必要なのかも
●実績ゼロの新人作曲家が自分の独自の勉強法に意味があると自信を持つには「根拠と実績」を求めていたら出来ない、だって今から始めるんだから。
●毎日のように「神絵師の落書き」がTLに流れてくる現在、無根拠のまま自信を持つのは20年前よりかなり大変!
●とりあえずやってしまえる「才能」、それは正に才能、根拠かゼロだから。

頭の悪いパナシ 121 – 明日こそ1位になりたい

2018/07/19 に公開

●行動に発達した情報社会では、若い人は無駄なことをする自信を持てないから少し可愛そうだ(by 羽生善治)
●ニコニコ動画・pixivランキング・Youtube/Soundcloud再生数で完璧なランクが出来る世界で自分が信じる無駄を完遂することは大変だ
●作家同士の尊敬で関係が構築された個人サイト時代から、ユーザーの評価が全てのランキングサイト時代へ
*羽生善治 / 決断力 (角川oneテーマ21)

頭の悪いパナシ 117 – 続・AIは仕事を奪うのか?

2018/07/15 に公開

●新井紀子さんの新刊書籍を元に、AIは人間の仕事を奪うのか?第二弾!
*新井紀子 / AI vs. 教科書が読めない子どもたち (東洋経済新報社)
*ユヴァル・ノア・ハラリ / サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福 (河出書房新社)
*ジェイムズ・P・ホーガン / 星を継ぐもの (創元SF文庫)
*秋元英一 / 世界大恐慌 1929年に何がおこったか (講談社学術文庫)
*ジョン・フォード監督 / 怒りの葡萄 (Blue-Ray)