会社の事務所のプリンタ(brother HL-5250DN)はコンパクトなレーザープリンタ,しかもネットワーク対応で,両面印刷までできる!
複数人がシェアして使うので非常に重宝してます.
一方,自宅のプリンタ(brother HL-2140)はUSBのみ対応.自分とヨメが交互にUSBを抜き差しして使ってます.
プリンタ共有でもすればいいんですが,ノートPCを使っているのでUSB繋ぎっぱなしはイヤ.
常時起動しているLinuxのPCもありますが,こちらはプリンタの置き場から遠いため断念.
昔使ってたプリンタ(OKI microline 8uw)はセントロ端子があったので中古のプリントサーバを繋げて使ってました.
しかしUSB対応のプリントサーバとなるとなかなか無い.
最近たくさん出ているメディアサーバになる小型の箱や家庭用ルータの機能でUSB機器をシェアというのもあるのですが,こちらはネットワーク上でUSB機器を擬似的に繋ぐもので,ソフトウェア的な抜き差しが発生して面倒です(自動でやってくれるソフトも付属してますが…).
という中,たまたま見つけたのがBUFFALO USBデバイスサーバー LDV-2UH.
珍しくUSBのシェアリング以外にプリントサーバ機能がついてます.
秋葉原で購入(あとで見たらamazonのほうが2千円近く安かったよ…),帰宅中の電車内でマニュアルをチェックしようと思ったら簡易マニュアルのみ付属.プリントサーバの設定については書いてない.
Androidタブレットでpdfを落としてきて見ると,webインターフェースあり,初期設定ではIPがDHCPで決定とのこと.
このDHCPでのIPを探すために専用クライアントを入れろ等と書いてあるので,当然従わず.
AndroidのFingというソフトでLAN内の端末を調べると,buffaloの機器が見つかりましたので,そちらにブラウザでアクセス.管理画面からささっと固定IPに設定.
あとはPC側でTCP/IPポートを作成して指定してやるだけです.RawもLPRも使えます.
プリンタやプリントサーバでありがちな64bit非対応もうちの組み合わせではナシ.
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最初からネットワーク対応のHL-5xxxを買って2万円,一段安いHL-2xxxが1万2千円程度.プリントサーバが5千円となると,最初から5xxxを買った方が良いかもしれないですが,家庭用だとデカいです.
うちの2xxxはもらい物だったので5k円の追加でもアリですが…
そもそもLinux機とプリンタの位置を再考してcupsで共有すれば金かかってないよね…
しかしUSBプリントサーバは少ないので重宝しますなー.
中小オフィスのプリンタ環境改善に,一つの選択肢ということで.
LPV3-U2Sはドライバの64bit対応が微妙なようですが,TCP/IPポート経由で共有すれば問題なさげ.