WindowsNT機をP2VしてVMware上へ(あきらめた)

(この記事は結局成功してません)

「2000年頃まで使っていた独自システムを動かしてまた参考用に使いたいんです」
というお願いと共にWindows NT 4.0のPCサーバーが送られてきました。
DELLのPowerEdge1400SC。PentiumIIIのモデルです。

まずSCSI RAIDの設定が吹っ飛んでて起動しない。
これは設定書き直しで起動(でも変に上書きしたら二度と起動しないだろうしドキドキ)。
ネットワーク上で動いていたものだったようで、そのへんの書き換えでとりあえずは動作。
IPアドレス、ODBCの設定、MS-SQL Serverの設定などなど。

で、システムに必要そうなMS-SQLは2005 Expressとかに置き換えて、
プログラムもそのまんま持ってくればWindows XPとかで動きそうな感じだったので
VMware上にXPを構築してデータを持って来…うーん
SQL 6.5から2005へはそのまんまコンバートできません。
Windows2000上でSQL 2000のツールでコンバートだとか。もう配ってないし。
6.5からSQLダンプして2005へ流し込んでみましたが、一部うまく処理されてないらしく、
システム起動途中でエラーになる。
このへんはもう独自システムなので、ソースもないし開発者もいないし、
どうしようもない。

こうなったら実機をまるごとVMに持って行こう、
ということでVMware ConverterでP2Vすることに。

インフラ系SEのやさぐれblog VMware ConverterでWindows NT 4.0サーバーを仮想化

まず、VMware Converterが古いバージョンじゃないとNTに対応していない。
3.0.3をなんとか発見。他のblogとか見ると2010年ぐらいまでは本家で公開されていたようだ。

そしてWindows NT4.0にSP6が必要だそうで。
これも本家では配布終了だが収録したディスクを探す。
SP6I386.EXE…途中で高度な暗号化がどうこう言われてインストールできない。
同じ問題に当たっている人がいたので同様にインストール。
WindowsNT SP6aの罠

VMware Converterが起動。イメージが書き出される。
別のPCのVMware Player上で無事に起動、あっさり。
…と思いきや、WindowsNTが起動した後、数秒すると固まってしまう事態に。
VMware ConverterにVMware Toolsを一緒にインストールするオプションを付けて再度書き出しても同じ。
何回か繰り返したけどあきらめ。

次、イメージの書き出し→VMware Playerではなく、ESXiへ書き出してみる。
結構長い時間がかかって書き出し完了。
vSphereClientから起動してみるが…症状は同じ。

結局サービスを止めたりしながら何度もP2Vしてみたが、
同じ症状で停止する。

さすがにコレで2日もかけてしまったので、あきらめることに。
ATiのグラフィックドライバ関連かなーと思ったけども、結局わからず。

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