自作PCを組んで常に電源入れっぱなし的に使っていますが、やはり暑い夏には単なる熱源である時間も多いので、使わないときにはスリープもしくは休止状態にしてやりたいと思い、そのように運用を開始したところ、休止状態でもなぜかすぐ復帰してしまう。
マウスとかキーボードが動いちゃうのかなーなんて思いましたが、デバイスの電源を切ってもすぐ復帰する。こりゃ別の原因だと思ってあれこれしてるうちに見つけたのがNIC。LAN。
Wake On Lan(WOL)なんて設定してないのになーと思ってNICのプロパティを見たら「このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」にチェックが入ってました。そして「Magic Packetでのみ、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」にはチェックなし。
WOLするにはマジックパケットが必須だと思っていたのですが、調べたらそうじゃないpingなんかでも起きてしまうんだそう。Magic Packet限定にしないとすぐ起きてしまう。
ということで「Magic Packetでのみ、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」にチェックを入れたら、スッキリとスリープ・休止状態になってくれました。
Magic Packet以外でも起きる設定がデフォルトってどういうことだい…たまたまデバイスとドライバの組み合わせがそうなっていただけかもしれませんけども。
windowsは、とにかくHDDを舐める(スキャンする)。とにかくネットにつなげる。とにかくMSに通報する。仕様になっています。911以降、ひどくなっています。
windowsには、キー入力の履歴や使ったアプリ名の記録やファイル名のインデックスを残す隠れた仕組みが随所にあります。よく使うソフトをカウントするために、今までの起動した履歴を調べます。クリーンインストールし直すと、HDDのインフォメーションやレジストリにも書き込んでいます。動作が軽くなるのはそのためです。デフォルトで音が小さくなる、や画面が小さくなるなど、他人が閲覧しやすくもなっています。そのためMSは工場出荷時に戻すのを嫌がります。