アイデアを脳に思いつかせる技術

1月22日に発売になりました「アイデアを脳に思いつかせる技術(講談社)安達元一・藤本貴之」を早速読みました。
飛行機での移動があったのでその間にさーっと読めました。

2013-01-29 21.09.14

著者の安達元一プロフィールはいろんなところに書いてあるから良いとして、放送作家のお仕事がアイディア出しの毎日であることがここまでの成果を出したんですかね、という説得力もポイント。

アイディアを出す際によくやる「ブレスト→メモしまくり→KJ法で集約していく」というやり方に疑問を感じたことはありませんか。
そもそもやってない場合もありますね。
たぶん私も大学時代にやらなかったら今もやってなかったと思います。

この本では「セレンディピティFA法」という新しい方法を提案するのですが、その前に既存の発想法をおさらいしていくあたりが良い感じです。
しりとり法、シックスハット法、マンダラート法、ブレイン・ライティング法、「なぜなぜ」五回法、マインド・マップ法、等価交換法、オズボーンのチェックリスト法、NM法…
それぞれの解説が1~2ページでまとめられていて、実際のお題もわかりやすく今時に現実的なものばかりなので、とても読みやすいです。

さらに「発想する」よりも「気づいて・掘り出す」感じで単語を持ってくるやり方を実践していきます。こちらは主に実践例とともに読んでいって理解する形です。何人もの被験者が載っております。私の知ってる人もこっそり載ってます。ステマです。

そこからさらにアイディアを作っていくのですが、そちらも実践の上で語られていきます。単語を読み解いていくと「この著者はいったいどんな生活をしているんだw」とも思えてきますが、それは人それぞれ。
最終的には見事に新しいアイディアを出していきました、という記録になっています。

しかし、結局セレンディピティFA法ってどんなもんなの?と言われると、ぱっと人に説明できない感じがアレです。
新しいアイディアは、何かと何かをむすびつけた間にあるのだなーとは思いますが、結びつける先のもの(たとえば、お店を繁盛させるためのアイディアを考える際に、お店とくっつけてみる別の「何か」)をどうやって持ってくるかがカギであることは間違いありません。
既存の方法は何かしらから連想してモノを持ってくるのですが、セレンディピティFA法では、「日常の中で気づけば良い」ということなんですかね。
このへんの感覚が不思議で、ちょっと消極的な態度で読んでしまうと「んなことあるかい!」という感じになってしまいます。
しかし実際にやってみると、おもしろいほどアイディアを作ってしまうことができます。このまるでダマされた感じが、なんか、いいんですなー。

というわけで、日常的に何かを考えなければならないすべての方に、役に立つかもしれません。

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