頭の悪いパナシ 24 – 俺にもできると真似たつもりが

10分トーク『Nacky × DJ TECHNORCH – 頭の悪いパナシ』の24回目です。

●今回は全部beatmania CompleteMIX2 (2000年)の話です
●DEPROGRAM MAN/DOCTOR SのANOTHER REMIXシリーズのあの衝撃
●影響されすぎて去年DJ TECHNORCHは「ANOTHER MIX」をリリース
●あらゆるジャンルにおいて「これなら僕にも出来る」と思わせる作品の大切さ
●でもやってみるとそう簡単にそうはならないという事実

※DJ TECHNORCH / ANOTHER MIX https://youtu.be/-3oWpCMQ1bc
※特にDJ TECHNORCHが驚愕したANOTHER MIXは「PARANOiA MAX/SUPER HIGHWAY/CRYMSON/HELL SCAPER等…」
※DJの歴史本 「そして、みんなクレイジーになっていく―DJは世界のエンターテインメントを支配する神になった」 https://www.amazon.co.jp/dp/4938456648/
※世界最初のハウス Jesse Saunders / On & On https://youtu.be/Z-sspvjxMo0
※これなら僕にも出来ると思わせるハードコア RTS / POING https://youtu.be/77vEjgjQRe4
※オタク系ガバの誕生 The Shapeshifter / We Love Lum https://youtu.be/M6rKm7nXj7I

五鍵を推進する運動と護憲運動をかけた同人誌はDDR残侠会から出てました。
護憲運動って言ってたのは町田メガネさんですね。秀逸です。

3:18くらいからの「当時、インターネットで席巻していたリミックス、アナザーを作りました」のあたり、
なんか違和感がありますねw
…あとはご想像にお任せします。

荒削りで大ざっぱに見えるけど、実は繊細に組み立てられていたbeatmania初代(~7thまで)の楽曲、
どれも未だに好きですねぇ。

あの荒削り感が、「俺にもできるよ!今度やってみるね!」といろんな人を
(作曲のみならず多方面に)動かしたかと思うと
なんだか偉大な存在だった気がします。

音ゲーに限らず、たまにそういうの、あると思うんだよね。

(脱線)
beatmaniaはDJという概念にもかかわらず鍵盤を叩く、そのへんが「ニセモノじゃん」感があったのですが、
beatmania以前に、the prodigyのLiamがライブステージで、キーボードでキックを叩いているシーンを見ていて、
まぁ別になんでもいいんじゃなーい、と思っていたのが、beatmaniaを肯定する材料だったかな…

(さらに脱線)
キーボードでドラムを叩くといえばdommuneでの小室哲哉!流血してまでやってましたね。すごかった。

スマホ向け一鍵盤ゲームとして猛烈にオススメしたいのが、Steve ReichのClapping Musicです。

Steve Reich’s Clapping Music » Improve your rhythm by learning how to perform Steve Reich’s Clapping Music.

題名のない音楽会のジングルにも使われてるあの曲ですよ!
iOS用しかないのががっかりですが、やってみる価値はあります。

頭の悪いパナシ 23 – 懐古主義でもいいんじゃない

10分トーク『Nacky × DJ TECHNORCH – 頭の悪いパナシ』の23回目です。

●青春時代に聴いた音楽の感動に、中々今聴いた音楽の感動が追いつかない話(→懐古主義)
●(DJをしていたり作曲をしているのなら)最新曲の曲を聴いていなければいけないのではないかという罪悪感
●秋葉原トラタワでbeatmaniaIIDX最新とComplete Mix 2が並んでいて百円しかなかったらComplete Mix 2をやってしまう
●最新ゲームの方が難易度もチュートリアルも非常にハードルが下がっているはずなのに、異常な高難易度・無説明でもファミコンゲームの方に惹かれる魔力

青春時代の感動が一番大きくて、その後があんまり感動しない感じがする問題。
これはもっといろいろ議論があると思いますが
「原体験」って言われることも多いですね。

それと、後から得た感動については、感動の理由を説明できるような素地ができているので、
理由なしに感動した「原体験」とは別のものになってるんじゃないかなぁと思います。

過去を知ることが、未来を創る

っていうのは、ある程度当たってると思うんですね。
過去がそのまんま未来につながるわけじゃなくて、
過去を知ることで得られた素地、知見が、未来を創る力になっていくということで。


(画像は、過去ですが、あんまり原体験ではないかもしれないな…)

最新を全部追いかけ続けるのは、疲れるんですよねw
だいたい全部追いかけようという時点で破綻してます。
人間の時間は誰にも1日24時間、1440秒しかないんですからね。

だから、最新のあたりを追っているのが好きな人で、
自分がそのアウトプットが好きだな、という人を追いかけるというのは
情報入力のフィルタリングとして、有用だと思います。

これが、その人を「フォローする」ってことなんでしょう。

そういう意味では、貴重な10分を使ってこの番組を聴いていただいて、
ありがとうございます。

Nintendo DSを買って一番遊んだのは、GBAのメトロイドでしたw
ああ、今だと3DSやWii Uでダウンロード版があるのかー

頭の悪いパナシ 22 – コンプレックスと思い込み

10分トーク『Nacky × DJ TECHNORCH – 頭の悪いパナシ』の22回目です。

●今日は欧米コンプレックスの話
●国外から先進国の「良い所」だけ入ってくる
●不況になると「日本のここがスゴイ」という番組が凄く増える

【欧米コンプレックスの二段階思想】
●イギリスに住んでる人
自国のカッコイイ音楽 ← イギリス人
●日本に住んでいる一部の人
きっとその先にあるはずの本物のハードコア(想像) ← 日本人のハードコア ← 私達

聞き返すと何を言いたかったのか、よくわからないぐらいに話が飛んでますけれども、
大きく言いたかったことは「得られた情報で思い込みが決まるんだな」ってことです。たぶん。

「東南アジア諸国は開発途上国で遅れている」のは、確かに昔は教科書にも書いてあるし
テレビでもニュースでもそんな感じでしたが、
2010年代、世界と同じように世の中は進んでいます。

フィリピンのショッピングモールとかこんなんだし(マカティ)

スーパーマーケットもキレイです(パラニャーケ)

でも空港からちょっと外に出ればこんな感じですし

交通機関は私設のジープニー。

体育館じゃなくて屋根だけのバスケコート。

スラム街っぽいところもあります。PNR Sucat駅付近。

活気のある市場。

上記は2013年8月の様子。

日本にいると、切り取られた一面しか見えないので、思い込みができちゃうのも仕方ないのですが、
行こうと思えば行ける現代、
さらにインターネットで現地の情報も発信されている今、
少ない情報から得る思い込みというのは、だんだん無くなって来ているのかもしれません。

「思い込み」っていうとネガティブなワードかもしれませんが、
「憧れ」もまた思い込みなんですよね。
そういった熱い想いが新しいモノを作っていく原動力にもなりますし、

なんというか、うまく自分を誘導してくれる情報を周りに置いておけば、
行きたい方向に行けるんじゃないですかねぇ…

理想の音楽があっちにあるんだ!(思い込み)

あっちの情報を得ながら、想像しながら努力

なんか、どっかで、花火がはじける

最近の外国人観光客が日本のオタクカルチャーとかに憧れて色々やるのも、
こういう構図かもしれませんね。

別に正当性とかホンモノとかは置いておいて、
そこで生きている現在のリアルさが、最高に楽しいと思います。

ある程度の文脈的知識を手に入れる

空想する

具現化する

だから、楽しいな、好きだなーと思ったものは、好きでいていいんです。
いつか、花が開いちゃうから。

でもまぁ、言語は話せた方がいいですよね。
言葉を理解するというのは文化を理解することなんだなぁというのは、
外に出れば出るほど実感します。

頭の悪いパナシ 21 – 成功しない物語こそリアル?

10分トーク『Nacky × DJ TECHNORCH – 頭の悪いパナシ』の21回目です。

●今日は映画・TVドラマ「サイタマノラッパー」の話
●第一回目を映画館で見てあまりのショックに続編を全てDVDしているのに全く観れていないDJ TECHNORCH
●夢を叶えようとして失敗する作品は「実につまらない」ことが多い(だから逆に夢を叶える作品は多い)、でもなんでこの映画はこんなに面白いんだ!!
●唯一のトラックメーカーTKD先輩がフラフラになりながらの「今日俺体調いいから…」がDJ TECHNORCHに刺さる!!
●あれ観ておきたいんだけど・観なきゃいけないと思ってるんだけど観てない映画

SRサイタマノラッパーの話から始まっているので、
ご存じない方は下記の予告だけでも見てみると「なーんとなく」…あれ、わからないな?w

映画 SR サイタマノラッパー 予告

TV東京 SRサイタマノラッパー#1 予告

どうやら2010年2月に映画を見に行っていたようです。

SR サイタマノラッパーを見てきた : Nacky – Snowland.net

東京スカイツリーが建設中で300m超えたぐらいのときだったみたい。
街中にはこんなステッカーが貼られていた。そういう時代だったなぁ。

ビジネス書なんか出してる「師匠」クラスの人がよく言っている
「絶対に成功する方法」
ってのがありまして、答えはカンタン。
「成功するまでやめない」
これだけ。

なんてね、カンタンに言いますけど、なかなか成功しないから諦めるんでしょう?
それでも続けろって、なんかブラック感ありませんか?w

でも、それがブラックじゃなくなるためには
「本人が望んでやっている」
ことが重要なんですね。

サイタマノラッパーの彼らも、
望んでやってるんですもんね…
(の割には「やろうぜ!」ばっかりでダセーんですよ、リアルなんですよ…)

ただ、自分が望んでいるように洗脳されちゃうと本気でブラックですね。
この話はいずれまた。

去年はテレビもほとんど見なかったし、話題の映画も見に行かなかったので、
紅白歌合戦でみんなが恋ダンスだなんだとやっているのが、まったくわかりませんでしたw
その点PPAPは良かったね。短い時間で伝わってくるし、YouTubeでお手軽だったから。

とかいいながらGHOST IN THE SHELLは見に行ったからなぁ、私にしてはめずらしく2回も。

SRサイタマノラッパー、amazonプライムビデオでも配信してるんですね。

成功する(?)ほうのラッパー映画はこっち

頭の悪いパナシ19 – 駆け引きごっちゃまぜ

10分トーク『Nacky × DJ TECHNORCH – 頭の悪いパナシ』の19回目です。

●私達が「世界」の常識だと思っている定番選曲が、「真にアウェイ」なシーンでは全く通じない
●クラブの「不親切な選曲」、オタクイベントの「親切な選曲」が行き過ぎて親切ではない曲は「無理」という状況が多々ある
●「不親切な曲」を勇気を持って選曲して受けなかった時、お客さんも「勉強が足りなかった」と双方悔やんでいる日がある
●皆と同じノリが出来ないと悔やむ人達が「親切」な範囲の人々に物凄く沢山いる
●DJの「好き」が伝わらないと寒い

紙に書いた空耳ネタを掲げる、というのはコレ(前にも掲載しましたけど)

DJプレイをしている際の、DJ、お客さん、オーガナイザー、店スタッフ、
様々なプレイヤーによる「駆け引き」の話だったのかなぁと、
まとめて書いてみるとつまらんなw

このへんの駆け引きを文章化したものというのは、そんなに無いんじゃないかなぁ。
DJやってる人同士が飲み会なんかでは(若いうちは)たくさん話題に出るんだけどねぇ。

技術、テクニックみたいなのはたくさん出てますよね。
たくさん出てるってことはそれだけ売れてるんだろうなぁ。

Cosmosmith(コスモスミス)は、DJ TECHNORCHが主催した同人音楽だとかの人を集めて始めたイベント。
Gravity Field(グラビティフィールド)も、DJ TECHNORCHが主催した、とにかく好きな音楽に集中したいコンセプトのイベント。

DJは混ぜるものだろ!
カルチャーが違えどなんとかうまく混ぜてみせろや!

みたいな話もあるので、なんでもやってみたらいいんですわw