ネットメディアのみならずテレビ新聞雑誌にまで登場して話題になっているIngress、
ご多分にもれず私もやっています。
おかげさまで(?)1年半かけてレベル16になりまして、
先日は仙台の公式イベントも参加できまして、
普段は仕事の行き帰りにちょっとやるくらいに落ち着いてますが、
日々楽しませてもらってます。
■実はプレーヤーは増えてないんじゃないか?
確かに私が始めた2013年末からプレーヤーは増えましたが、最近はなんとなく、人が増えていないような気がするのです。
しかし日々スキャナー(端末)のCOMM(近隣の動きがわかるメッセージ欄)には
「◯◯◯◯ has completed training.」の文字列が流れています。
たくさんの方がチュートリアルを一通りこなしてIngressデビューをしているわけです。
それにもかかわらず、人が増えていない「気がする」のは、
アクティブなエージェントにまで至らずにやめてしまう人がそれなりにいるのだな、
という想像ができます。
なんとなく馴染まないもの、好きでもないものを無理に続ける理由はありません。
所詮はゲームですし、他にやることはたくさんあります。
でも、せっかく始めたからには醍醐味は味わってもらいたい、
私としてはそう思います。
■人との交流が重要になってくる仕組みがある
Ingressはルール上、レベル8までのアイテムがあります。
エージェント(プレーヤー)のレベルは16までありますが、
8まで上がればそこから先は自己満足と言ってもいい世界。
やれることに差はあまりありません。
Ingressの世界を快適に過ごしていくためには、
高レベルのアイテムを手に入れる必要があります。
高レベルのアイテム(L8 XMP burster、L8 Resonator)は
高レベルのポータルから手に入ります。
高レベルのポータルはL8以上のエージェントが8人集まらないとできません(例外はあるけども)。ということは、L8以上のエージェントたちは、次第にお互いがお互いに依存、とまでは言いませんが、近くに多くのエージェントがいたほうが楽に高レベルのアイテムが手に入るようになるのです。
エージェントがお互いに連絡を取り合ってタイミングを合わせれば、
より素早く高レベルのポータルを作ることができます。
また、ゲーム上のtips的な、テクニックなどを教わることもできます。
攻略サイトやまとめWikiにも書かれている場合もありますが、
まだ定番化する前の情報が入ったりすることもあります。
エージェントレベルは10だけども鍵を複数持つ方法を知らない方もよく見かけます。
他にもパワーキューブの特性を知らないだとか、
コントロールフィールドを効率よく作る方法だとか、
グリフハックという存在そのものを知らずにL8になったとか、
もっと早くに交流していればもっと早くから楽しめていたのに!
そう思うこともしばしばあります。
なお、エージェント同士の情報交換は、
ゲーム内の情報交換も楽しいですが、
ゲーム外の情報交換、
どこのランチが安くてうまいだとか、酒屋の猫がかわいいだとか、
そんな楽しみもあります。
そんな日常の交流が、ふとした瞬間、
エリアを巨大に覆うCF計画だとか、
海外へリンクをつなげるプロジェクトだとか、
そんな計画が始まったりするのもまた、楽しみの一つです。
■エージェントたちはGoogle+を使う
エージェント同士の交流は、どんなツールを使っても可能です。
IngressにはもともとCOMMというチャットツールのようなものがありますが、
iOS版では人が多いエリアで使うと固まってしまう不具合があり、
またアカウントさえあれば見えてしまうことから、
(ルール上ダメですけど)複数アカウント持ちの人から通信内容がバレてしまうことを警戒して、
あまり積極的に使われていません。
スマホゲームということで交流も文字コミュニケーション主体になりますので、
FacebookでもLINEでもmixiでも、なんでもいいんですが、SNS的なものを使うのが一番お手軽です。
そこで、エージェントたちはGoogle+を使います。
Ingressをプレイする時点でGoogleアカウントは持っていることになるので、
そのままGoogle+に参加することは簡単です。
またIngressにはスキャナー上にGoogle+へのリンクを紐付ける機能があります。
これを使えばエージェントのプロフィールからその人のGoogle+を探すことができます。
そしてまたGoogle+に紐付いたハングアウトというツールでリアルタイムチャットも行っています。
私もmixi、Facebook、Google+と使ってきましたが、
Google+を本格的に使い始めたのはIngressからと言っていいでしょう。
Ingressを始めた当時はGoogle+は実名制でしたが、
2014年の途中から匿名(ハンドルネーム)でもOKになりました。
もしかしたらIngressのおかげかもしれません。
■交流するためにはどうすればいいの
Ingressを始めたら、同時にGoogle+も始めましょう。
スキャナーにGoogle+アカウントをひも付けておけば、
スキャナー上でエージェント名を長押しして表示できるプロフィールから、
あなたのGoogle+を見つけてもらえます。
逆に、気になるエージェントの名前を見かけたら、
名前を長押ししてプロフィールを見てみて、
g+のアイコンを押せばGoogle+に繋がります。
他にも(むしろこちらがメインですが)Google+上には
エージェント同士が交流する「コミュニティ」が多数あります。
地域ごとにコミュニティがあり、近隣のエージェントと交流したりできます。
例えば東京で活動中のEnlightened(緑)向けには Enlightened Tokyo というコミュニティがあります。
コミュニティに参加する際には、あなたが確かに同陣営のエージェントであることを確認する場合があります。
そのためにもGoogle+のリンクは(ある程度の期間までは)しておいたほうが良いでしょう。
なお、あとからこのリンクを解除することもできます。
逆にエージェント名から探されたくない人はリンクしなくても良いわけです。
■リアルに交流するためにはどうすればいいの
Ingressのエージェント同士がリアルに交流することも多いです。
ただ、いきなり路上でばったり出会うことは希です。
相手なら攻撃なり、味方なら同時に同じポータルにレゾネーターを設置したり、
そんなタイミングで周囲を見渡すと、明らかにスマホの集中した人がいることでしょう。
そこからにこやかに挨拶をしてエージェント同士が交流……できれば良いのかもしれませんが、
見ず知らずの相手に声をかけるのは難しいです。
しかも間違ってエージェントじゃなかったら困りますよね。
それでもなお、他のエージェントと交流することを私はオススメしたいです。
先に挙げたアイテムが入る利点もさることながら、ゲームの見方ががらっと変わります。
そこで、いきなり声をかけるよりは、
明らかにエージェントだけが集まっている会場、
これを探して行くほうが早い場合もあります。
そしてゲームを運営するNiantic Labsが正式に交流会として開催を推奨しているのが
「Ingress First Saturday」です。
毎月第一土曜日に、世界各地でこのFirst Saturdayが行われています。
レベルアップのお手伝いをしたり、情報交換をしたり、
リアルなアイテム(グッズ)が手に入ったり、
そんな交流の場から入ってみるのもアリでしょう。
既にGoogle+でコミュニティを形成しているエージェントたちは、
新しく入ってくる人たちを歓迎しています。
ゲーム上人数が多いほうが有利だからというドライな理由もありますが、
やはり交流が楽しいという面が大きいでしょう。
エージェントレベルを上げたい、ゲームのもっとノウハウを知りたい、
地域のエージェントを探してみたい、Google+を始めてみたい、
そんな要求にFirst Saturdayの参加者たちは応えてくれるはずです。
そうそう、FSといえば、
今度の8月1日(土)に秋葉原でFirst Saturdayがあります。
そんなわけで来てみてね!(宣伝)
→Ingress First Saturday Akihabara | 秋葉原で行われるIngress公式レベルアップ交流イベントFirst Saturdayのページ
ピンバック: Ingressへ入門{する|させる}チャンス!今週末はFirst Saturday #ingress | Nacky – Snowland.net