ある日、ふと気づくとBGMが、懐かしいような感じの音になっていたのです。
懐かしいと言っても人それぞれ。私にとっての「懐かしい」は80年代からの、
テクノポップから進化したような、それでいて打ち込み感のあるカチッとした、
ロック要素は排除されたような音楽。フュージョンともまた違うあの感じ…!
Silvanian Familiesが教えてくれました。
Datasetteというロンドンの人が、Business Funkというジャンルを提唱しているのだと。
BUSINESSFUNK
MAXIMUM PERFORMANCE MUSIC
Compiled by Datashat from the libraries of KPM, Bruton, Rouge, DeWolfe, Chappell, and Atomosphere, 1978-1984
って書いてますね。
soundcloudに上がってるBusinessfunkのほうではbusinesscoreって呼び方もしていて
ちょっとブレてますが、名前的にはビジネスファンクのほうがいいですよね!
The very finest über-rare 80s Business-Presentation Funk (Businesscore), propulsive Science-Documentary Electro and Feel-Good Teletext Cheese. May cause mild grinning.
ううー、feel-good teletext cheeseのあたりの感覚がわからん…
■新ジャンル「ビジネスファンク」がやばい件 – 納豆には卵を入れる派です。
結構前からあるんですねこのmix。こちらの解説によれば
テレビのニュースとか教育番組、ドキュメンタリーとかでBGMでかかっている量産型の音楽の中から、なんかブリブリした感じの打ち込み系のカッコイイやつを集めて「ビジネスファンク」と呼ぼうということらしいです。
—
こうなると自分でもビジネスファンクに類するモノを発掘したくなりますよね。
まずぱっと頭に浮かんだのは、1980年代のNHK教育のBGM。
将棋の時間とかのオープニング、平成に入って琴ベースの和風なものになる前の曲が、
すごいそれっぽかった記憶があるんだよなぁ。
(NHKアーカイヴスに行ったら見られないかしら…)
あと、月刊バスケットボール紙上で通販していた「高校バスケ熱戦ビデオ」の
冒頭ダイジェストのBGMもまた近い感じでした。
これは制作元のリアルタイムさんに飲み会で聞いたら「映像用の著作権が大丈夫なやつ」だそうで。
まさにライブラリ!
他は、つくば科学万博の音楽をやってたりしたテクノポップユニット「TPO」とか
ゲームミュージック各種なんかは近いのかなーと思ったんですが、
ファンク感が足りなかったですね。
ディーヴァのCDのほうなんかはそれっぽいところも一部あったりしましたが。
まずはビジネスファンク自体を広めて、ライブラリを広げていかないとなぁ。
↑あれ、コメント欄にBit Shifterがいるぞ…w