頭の悪いパナシ 39 – 二次元と三次元で六次元

10分トーク『Nacky × DJ TECHNORCH – 頭の悪いパナシ』の39回目です。

●アニメ声優がキャラの格好でライブをした時に「二次元の想像に追いついていない」と思うは何故だろう
●完全にシルエットだけでの登場で「あるべき姿」を守ったClariS
●実際にDJはしているんだけど姿を見せずにDJをしたJeff Mills
●実はDJ TECHNORCHも出演していた投影型初音ミク初登場「ミクフェス ’09(夏)」
●ギャグマンガ「うすた京介/ピューとふくジャガー」にはギャグとして登場するバーチャルCGアイドルG子
●しかし実際にやると何の違和感もない
●「どうぶつビスケッツ×PPP」がMステに出ますという告知動画、みな美人であることにとてもガッカリするDJ TECHNORCH
●声の力だけで選んでるならお顔にバラツキがあってもおかしくないのに!(DJ TECHNORCH)
●君は声の力だけの1軸で評価して欲しくて、容姿とかそういう2軸目を持ってきて欲しくないんだね
●コスプレイヤーは容姿とコスプレレベルの2軸で評価しないといけないのか
●ものごとを2軸で評価するのが苦手な人


アイカツ!LIVEイリュージョンの話を出してますけど、2014年8月でした。もう3年前か!
アイカツ好きの人によると「最近のはもっとスゴイ」らしいです。

声は声優さんに、見た目はイリュージョン3Dグラフィックに、
楽曲もストーリーも固定でスタッフさんが再生するだけ

…だとしても、(少なくとも初回は)「ライブ感」がある体験が面白かったです。

ただ、類似のことはいろいろあったんですよね。フィルムコンサートだとか。
VRとかの技術の進歩で少しずつ変わってきているんでしょう。

VRで1対1の体験ができるなないちゃんとあそぼ!みたいなソフトもありますし、
ARで人と人とが繋がる話も、ポケモンGoのレイドバトル実装なんかで近づいてきています。

さて、そういう技術で人と人とが結びついたとき、相手は本当に人だろうか?
そもそも人である必要があるだろうか?

声は声優さんに、見た目はイリュージョン3Dグラフィックに~…
というチャレンジは、「完璧な○○像を作り上げる」方向に行ってるんですかね。
初音ミクやアイカツ!なんかは元が二次元作品で、その中で既に出来てしまっている理想像を、
三次元の現実世界に近づけてきている感じがあります。

フランケンシュタインの話とやってることは根本的には変わらんのか。
ただ、現代の話は見た目も怪物ではないし悲しい結末にもならないんですけれども。

各人間の能力値の高いところだけを組み合わせれば、
究極的に能力の高い「偶像」ができあがるんじゃないか。

それにインタラクションや知能が備わると、それは人間を超える存在になる…のか?

いきなり人間が駆逐されるとまでは言いませんが、
あまりにも完璧すぎると、パナシの中でも語っていたような、
なんか僻みっぽい、嫉妬の対象になることもあるのでは…?

そういう意味では「欠けた所もある人間味のある存在」を作るあたりも
今後は研究対象になっていくのかもしれません。

そもそもこの話題の発端はバンドリだったんですけども、
そういえばミルキィとかサクラ大戦とか、舞台化という手法もあるんですよねぇ。
テニプリとかもありましたからね。
舞台が良いのか、元の作品の世界観が良いのか、ひっくるめて良いのか…うーんw

頭の悪いパナシ 39 – 二次元と三次元で六次元」への1件のフィードバック

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