頭の悪いパナシ9 – 手放せない本、見せられない本、デジタル化

10分トーク『Nacky × DJ TECHNORCH – 頭の悪いパナシ』の9回目です。

●沢山のマンガ家が「この巻が売れないと打ち切られます」「発売後一週間以内に」「Kindleではなく」「書店で購入して下さい」とお願いしている
●何故Kindleは売れ行きにカウントされないのか
●千万部発行していた出版社が全てKindleに移行すると何人の印刷業者が失職する?

成年マーク付きの本を家庭の事情により処分した話をしていますが、
その中でも困ったのは、直接の友人からサインを入れてもらった本ね…
結局、厳密に保管しております。
でも表の本棚には並べられないので読み返す機会も無くなってしまうなぁ。

紙の本からデジタル本へ、レコードがCDになってmp3配信へ。
物理的、通信媒体としての「メディア」は自体によって変わっていきますが、
その変化は劇的にいきなり切り替わるわけではなくて、徐々に変わっていくのでしょうねぇ。

紙に印刷できたこと自体は、革命だったんですよね。
グーテンベルグの金属活字による印刷技術革新は、印刷革命とも言われています。

↑レビューに大体の中身が書かれてます

印刷技術が当たり前の時代に生まれた私たちにとって、
印刷が無かった頃の生活はどんなものだったのか、なかなか想像できません。

何より社会構造が全然違っていたのですよね。
写本、保管、布教。知識は特権階級のものだった。

現代では、著作、印刷、製本、流通、販売という流通の仕組みの上で広がるようになっている。
この変化は時代を経てきたものでしょうけど、
さて、デジタル化はどれぐらいの期間で浸透していくのでしょうかねぇ。

流通の仕組みに乗ったことは「それがベストだったから」というよりも
「当時はそれがいいと思った」からでしょう。
時代の先の先を見通して、合理性の果てに決まったものではないと思います。

だから、昔のことを「それは不合理だ」と憤っても仕方がないですね。
逆に、なんで「さっさと新しい体制にならないんだ!」と憤っても仕方が無いのかもねぇ。

トークの中では触れてませんが、
本棚という存在が、他の人への紹介機能を果たしていた部分は結構あると思うので、
デジタル配信にもそのへんの昨日は欲しいのですが、
まだ使ってる人間側がそこまでデジタル化に対応できていないなぁ、と思います。

お邪魔しまーす、あ、本棚だ、
あの人、こんな本を読んでるんだなぁ、
参考に自分も読んでみようかな…

という機会を奪っていたり、逆に

この本、いい本だからあの人に勧めよう、
え、パソコンもスマホもないの?困ったなぁ

みたいな
極端に言えばそういう話です。

大学の教科書類はどこに処分したんだっけなぁ…w

頭の悪いパナシ8 – 金のためにやってるんじゃないよと言えるには

10分トーク『Nacky × DJ TECHNORCH – 頭の悪いパナシ』の8回目です。

●プロゲーマー・ウメハラ選手曰く「一番人数の多いゲームが一番レベルが高い(だからストリートファイターを選ぶ)」
●これは音楽のメジャージャンルでも通じるのか?
●それはやはり目的によるのか、では音楽での目的とは何か

「衣食足りて礼節を知る」…と同じように、
余裕とか自信があるからこそ、
純粋に楽しみに行けるのかな?という話。

合理性だけを突き詰めていくと世の中つまらんことになるよね、
という話が2人の間には共有されていると思うのですが、
敢えてそこを再度問うて見た結果、
やっぱりそうだねーという感じになりました。

ウメハラが賞金約730万円をアメリカの大学へ全額寄付した話 – とある30のおっさんのぼやき帳

「場」への感謝があるんだなぁ。
これって、やっぱり、本心からなんじゃないかなぁ、と思う。

寝っぱなしだけど充電してる、の話は第1回目で話していた。

頭の悪いパナシ | Nacky – Snowland.net

頭の悪いパナシ7 – どこからが完成?

10分トーク『Nacky × DJ TECHNORCH – 頭の悪いパナシ』の7回目です。

●曲の完成ってどうなったら完成なの?
●創作する人間は必ず陥る「(自分)天才病と凡才病」
●天才病の特効薬は「実家の**さん」

完璧を目指そうとすると、いつまでも完成しないという話は有名だと思うんですが、
Facebookの座右の銘とされる「Done is better than perfect」は、わかりますねぇ。
ザッカーバーグの名言は本物・偽物どっち? – Hagex-day info

1つを完了(あえて完成とは言わないことにしましょう)すると、
「こうすればよかった、ああすればよかった」という感情が生まれてきます。
それを、次の作に向けるためには、完了したものを完成したことにして、
さっさと外に出してしまうことだと思うんですね。

ここで完了、完成にしておかないで、また手を入れる方向にもどると
いつまでたっても完成になりません。
そうしているうちに「いつまでも完成できない自分」に嫌気がさしてきてしまって、
気持ちが落ちていきます…

じゃ、どこに完了・完成のレベルを持ってくるのかという話なんですが、
これがいつまでも決まらないんだなぁーw
仕事なんかで納品の仕様が決まっているなら、それが満たされていればOKなんですけども、
そうじゃない部分で、自らのこだわりをどこまで入れ込めるかとか、そういう領域は
本当に決まりません。

他人に見てもらう、実家の母に見てもらうというのは、
客観視して問題ないかどうかを確認する作業、
つまり、完成のレベルとして十分か、
利用者側として(最高ではないにしても)問題ないかどうかを確認する作業なのでしょう。

面白いのは、見せる(聞かせる)瞬間に自分の中ですべてが解決してしまうというところ。
つまり相手なんかいらないことになっちゃうのに、
でも相手が必要。

でもペッパー君とか対話ロボットに見せるのとは、まだ違う感じですねぇ…
人間であるという文脈が必要な感じ。

話題から外れますが、ペッパー君が同じことを繰り返し言ってきたりすると、
危ない感じがしてイイですよねw
あと電源を落としたときのペッパー君の姿な…

もしかしたら子供がペッパー君を見てるときの気持ちは、
ロボットという中身がわかっている大人が見るときとは、大きく違うのかもねぇ…

そう、自分がこう思った、認識したからといって、
周囲の人間も同じように思って認識しているとは限らないのですよね。
でも同じものを見た状況だけを前提に、同じものを理解しているとして話をしがち。

文脈のあるなしの話をしているのに、簡単に「認知行動療法」なんて言葉を使ってますね。
詳細はググっていただくとして、検索するとうつ病に対する効果がやたらと出てきます。
が、うつ病まで行ってなくても、そんなのまったく関係ないと思っていても、
認知行動療法で言われている「感情と行動の関係」を知っておくと、
悩みやストレスがすっきりとしてきます。

この本はやたらと気になるようで、私も4人にプレゼントしましたし、
購入した人も多い感じです(私視点)。

頭の悪いパナシ6 – 本を読んでどうするの?

10分トーク『Nacky × DJ TECHNORCH – 頭の悪いパナシ』の6回目です。

●すごーい!あなたは年100冊本を読むフレンズなんだね!
●「年100冊ぐらい本を読んでないと話にならないですよぉ〜」
●小説を行間まで読み尽くすのが1冊だとするとビジネス書のフォトリーディングは0.1冊ぐらい?
●大切な部分の行を写真で撮る人テクノウチ

今回は本を読むという行為について。

そもそも本だってメディア(媒体)なわけで、
読まなくていいと思ったところは読まなくていいんです。

雑誌や新聞を隅々まで読まないと「読んだ」とは言えない?
そんなことはないですよね。

でもこれが書籍1冊になると、なぜか最後まで読まないと「読んだ」と言えない感じになる。

物語、小説だったら、ストーリー完結まで追わないと「読んだ」ことにはならないかも。
ビジネス書とかHow toモノ、技術書なんかは隅々まで読む必要がないんですよね。

目的が「その本に入っている情報から欲しいものを手に入れること」であれば、
別に本をめくらないでオーディオで聞いても同じ事ですよね。
なので「本を読む」という行為自体を比較するのはもうナンセンスだと思うわけです。

でも、数字で比較したいし、参考にしたいんだよね…

私、4年前だったかな、フォトリーディング集中講座を受けました。

フォトリーディングのオフィシャルサイト:フォトリーダーズ.JP

で、使っているかというと?
…半端に使ってるかなぁ。

抜き書き、写真コラージュなど、本の内容をまとめるという作業をすることは、
記憶に定着させるのに非常に有用だと思います。
フォトリーディングでも、中心となるフォトリーディング後にこういうまとめ行為をします。
能動的に本に向かう行為が必要なんだろうなぁ。

まぁ、どんな本でも知識でも、頭に一回入れておけば、そのうち役に立つことがあるよ。

↑レビューを良く見て判断してください

頭の悪いパナシ5 – 目的意識の個人差みたいなの

10分トーク『Nacky × DJ TECHNORCH – 頭の悪いパナシ』の5回目です。

●入室すると布団が敷いてあって寝るパーティー
●読書のためのDJパーティー、DJを聴きながら読書
●DJテクノウチは出来ればステージ裏で寝たい
●出来ればフロアでも寝たい
●地蔵が嫌な人は地蔵の経験を踏まえた上で嫌?

また例によって内容の補足を。

寝るパーティーのDJ Familyは普段は寝られないようなDJをしていました。

2枚がけジャグリングとかスゴ技を織り交ぜつつのグルーヴ感!

スティーブライヒの曲。Steve Reich – Music for 18 Musicians
18人の音楽家のための音楽 – Wikipedia

本を読むためのDJイベント
読書ラウンジ 本音(hon-on) 2013 | 音楽喫茶 茶箱 sabaco music&cafe
季節が読書の秋だからね

Aki-Bugの一場面。
こういうときにDJ TECHNORCHはブースの裏で床に寝っ転がっていたw

同じ「キミ、そこで立ってると邪魔だよ」という指摘でも
– 単純に自分の欲求のままに言っている
– 相手の立場もわかっててあえて言っている
この2つは大きな「オトナ」の分かれ目のような気がします。

逆に「自分は楽しんでいるのに、周りから迷惑がられているんじゃないだろうか」
という思考からくる「罪悪感」はしばらくパナシのテーマになってる気がします。