頭の悪いパナシ 45 – アウアウラー

10分トーク『Nacky × DJ TECHNORCH – 頭の悪いパナシ』の45回目です。

●アウラとは(ヴァルター・ベンヤミン 1936年) http://artscape.jp/artword/index.php/…
→機械的複製によって芸術作品のコピーを大量生産することが可能になった時代において、オリジナルの作品から失われる「いま」「ここ」にのみ存在することを根拠とする権威のこと。
●デジタルイラストレーター達が「アウラが失くなった状態」からどうアウラを捏造していくかの奮闘
●元がPhotoshopだと分かっているメートル単位の巨大印刷に十万円の価値をどのように見出すのか
●巨大印刷にした後、立体的に絵を継ぎ足してデータでは表現出来ない作品にしてみたり
●Pixivにアップロードしている段階のJPGでは価格0円からスタートしているのに
→巨大印刷にした段階で数万円の価値があるともっていくのは非常に大変
●その芸術を表現するために必要な時間と、それ単体の価値
●ライブペインティングをするデジタルイラストレーター、向き不向きがすごい
●似顔絵つくります、という闘い方
●デジタルアート+アナログつけたし、に感じる冷たいご飯を温め直す感じ、そしてふりかけ
●しかしそのふりかけには間違いなく時間がかかっている
●作曲家でもあるDJが、DJ中にただ自分の曲をポンだしした時、何故私達は嬉しいのか?
●時間の共有はアウラという単語とは別の価値がある
●Kraftwerkは毎日ほぼ同じ演奏をするけれどそれで120%喜べてしまうDJ TECHNORCH
●でもそれと同じ音を全く同じ空間でただスピーカーから再生されてもチケット代一万円は払わない

※ベンヤミン / 複製技術時代の芸術作品 精読 (岩波現代文庫)

いきなり貼りますが

ベンヤミンと初音ミク。
え?なんで?と思ったら是非ご一読を。

DJテクノウチは精読、のほうを読んだようですが

私が学生のときに読んだのは確かこっちだったと思います

なんか読みやすさが違うらしい(両方読んでないのでわからんけど)

レビューにも出てますが、確かに難解なのですよね。
完全に抽象的な概念で読んでもわからない、
当時の歴史背景やベンヤミンのたどった跡を読み解きながら読むと、
なんだか偏りを感じるところもある。

ベンヤミンのメッセージ ―― 希望の倫理へ | ちきゅう座

ユダヤ系ドイツ人で、二度の大戦を経験する中で、
権威主義的な社会や戦争に反対していたところも、加味すべきなんでしょうか。

ヴァルター・ベンヤミン – Wikipedia

今は複製技術よりも前に、制作の手法自体がデジタルで追体験可能、複製可能なのですよね。
でも、同じツールとデータをなぞっても作者の「創造性」はなぞれるのか?
AIが画家の絵を学習して出してきた絵にアウラはあるのか?
最初からフィルムとしてしか存在できなかった(非演劇である)アニメーションにアウラはあるのか?

テーマを設定したらいくらでも話せますねコレ。

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