中古車サンバーを入手

昔は車を買ったときに「買っちゃった!新しいTODAYなのだ!」って言うのが流行ったとかなんとか…

ということでスバル サンバーの乗用タイプ ディアスワゴンの激安中古車を入手しました。

サンバー ディアスワゴン TW1
10.6万km。機械式メーター

田舎暮らしに車は必須。うちは私もヨメも運転しますが、とりあえず1台で済んでおりました。しかし昨年あたりからもう1台、日常の足としての車が欲しいとなんとなく思い始めるのですが、自分でも何が欲しいのか定まらなかったので保留していました。出張等で必要なときはレンタカーで済んでいました。

しかし今年度になって、下の子が保育園に行くようになり、上の子たちもバラバラに部活で遠征になったりで、必要性が急上昇。さらに4月は某事務所の手伝い、GWには能代カップなどで、ヨメと別行動になることが増え、1ヶ月のレンタカーを借りました。ワゴンR、仙台のガッツレンタカーで5万3000円。

車2台体制生活、なるほど自由度が上がる。レンタカーが月5万なら年60万だし、保険料やら諸費用考えても激安中古車を買ってもいいんじゃないかとコスト的な自己説得が始まります。

さらに6月になり、自転車を運びたいという欲求が発生。ならば軽貨物、軽ワゴンかな。
以前ネットで読んでたインプレスCar Watch 正田拓也の中古「サンバー」生活も影響して、ホンダのバモス・アクティとも悩んだ結果、スバルのサンバーに絞ることに。
2週間ほど中古車サイトを見て情報を得ます。
サンバーの現行モデルはダイハツOEMになっていること(当然古いモデルならスバル製)。エンジンが後部にあって後輪駆動、RRであること。貨物タイプは2列目が簡易シート、乗用タイプはリクライニングしたり普通に座れること。ATは3速だがMTは5速だとか、スーパーチャージャーモデルがあるとか。

そんな中で10.6万km、5MTスーパーチャージャー付き、RR 2WDモデルが「現状渡し」条件でお安く出ていたので、実物を見もしないで即決。茨城県まで取りに行きました。

保険をどうする

自分で陸送する際の自動車保険ってどうするんでしょう。1台目の車の自動車保険に「他車運転特約」(一時的に借りた車などが対象)がついていたので保険会社に確認しましたが、購入した時点で自分の車になってしまうので、この特約は対象外とのこと。車台番号がわかればナンバー不明でも自動車保険に加入できるとのことで、陸送開始日から新規に保険をかけることにしました。

が、直前で予定が変わって日程が前倒しに。保険契約は既に済ませてしまっていましたが、期間の変更は解約→再契約になるということでまた面倒。そこで1日だけ入れる保険を探します。

自分はdocomoユーザーなので、d払いとかそっちの系統でなにかあるだろうと思って探すと「メンテナンス中」で契約できず。タイミング悪い。
結局LINE保険で加入。これ、カード払いとかができなくて、LINEにチャージして払わないといけなかったです(初めて使うのでいろいろ手続きが済んでいればカードでもいけたかも)。とりあえずコンビニでチャージして保険に加入。24時間で800円だったかな。

電車で最寄り駅まで行くと、お相手が迎えに来てくれて、実車とご対面。多少のキズヘコミは写真で把握していましたが、車体へのサビなどは軽微で、まぁ問題なし。キーレスエントリーは無いと思っていましたがついてました。うれしい。

名義変更

今回買った相手は中古車も扱うガソリンスタンドさんでしたが、書類を見たらこちらの社長がオーナーだったようです。「自動車検査証記入申請書」は予めご用意いただいていたので、車検証とともに受け取って、いざ秋田へ。

軽自動車協会へ行くと、素人でも丁寧に説明してくれるので、名義変更はできます。予備的に印鑑証明と住民票を取っておきましたが、印鑑証明は不要でした。無事にナンバープレートを受け取って取り付け。

それと、前所有者が自動車税を次年度から払わないようにするための「税止め」という手続きを1,000円で協会に代行してもらうことができるらしいのですが、どうせなので自分でやってみることに。
元の登録のある市役所に電話して聞いたところ、「軽自動車税(種別割)消失・変更に係わる申告書」をFAXしてくれれば良いとのことで、コンビニから送信。終わり。

自賠責保険の書き換えも元の保険会社の秋田支社へ電話してから訪問、手続きは10分ほどで完了。

新ナンバーと新車検証になったので、昔の車から外したETC車載器をつけて、最寄りのオートバックスで再セットアップをしてもらいました。10分ぐらいで完了。

軽自動車は車庫証明が不要なのですが、「車庫の届け出」なる手続きもあるそうで、知らなかった。しかしこれは対象エリアが決まっており、うちは対象エリアではないので不要でした。

使えている

元々快適さも求めず、乗れればいいや程度の期待でしたので、そこは満足。
現状渡しで覚悟はしていましたが、座席周りの土埃汚れ、枯れ草があり、これはあとで掃除しないといけない。
荷室は別途シートが敷かれていて、きれいに使われていました。また天井にレールがあり棒が渡されているので、自転車の固定にも良さそうです。
ルーフキャリアがついてますが、私の用途では使うことはないだろうなぁ。

高速道路も、うるさいですが走れます。スーパーチャージャーのおかげで極端なパワー不足は感じません。
RR 2WDが冬場どうなるかはわかりませんが…

子供のスポーツ会場からネット中継してみた

息子はバスケットボールをやっておりますが、コロナ禍で大会の際の観客人数が制限されてしまいまして、他の父母からなんとかネットで見られないかということでやってみました。
副次的な効果として遠方の祖父母にも見てもらえる、帰宅してすぐに今日の試合が見られるという面も良かったです。

プラットフォームをどうするか

最初は練習試合でお試し版。広く公開するものではないのでタブレットからzoomが良いかなぁと思ってやってみましたが、イマイチ。だいたい、タブレットのカメラはスポーツ撮るのに向いてない。そしてzoomはそういうのに疎い人たちにはハードルが高かった。

さらに練習試合があったのでYouTubeで限定公開することにしてみました。カメラもタブレットやスマホはやめて、ハンディカム(ムービーカメラ)からHDMI出力したものをキャプチャーしてPCからストリーミング。
YouTubeは限定公開としてURLを配っておきましたが、スマホやPCで一度開いた後に同じアカウントをテレビで使えば「履歴」や「高く評価」の欄からたどれるということで、家族でリビングで見ていた人もいたそうです。

YouTubeは限定配信でもスケジュールを決めておけば先にURLを発行できるので、これを事前に父母たちに配布します。あとは当日どうなるかがドキドキです。

機材

ムービーカメラはHDMIパススルーとかクリーン出力とかできるものを選ばねばなりません。あと60p撮影できる時代のものなら大体行けるのではないでしょうか。
HDMI出力が、少し古いものでmini HDMI、新しいものはmicro HDMIになっているので、そのへんはケーブルを合わせます。
父母の家庭から持ってきたカメラなので両タイプあって、ケーブルは複数用意しました。

自分の環境ではもう1台カメラを用意して、キャプチャユニットも2台繋げて、片方は試合を追って撮影、片方は固定でスコアボードを写しました。
バスケットボールは得点と試合時間を一緒に表示するのが一般的ですが、それに加えてショットクロック(24秒)もあり、そこまでは一緒に写せなかったので、ショットクロックはカメラに向かってカウントダウンして音声で伝えました。
3台あったら面白かったかもしれません。

カメラ1: SONYのハンディカム。micro HDMI。ズーム操作できるリモコン付き。
カメラ2: Panasonicのビデオカメラ。mini HDMI。フルHD60p対応。
キャプチャ1: Avermedia GC550
キャプチャ2: ラトックシステム RS-HDCAP-4PT
パソコン: HP Elite X2 G2 (corei5-7200U/8GB/256GB)+USB-Cハブ
モバイルバッテリー: 20000mAh程度のもの(磁気研究所のHD-MBPD113W20000PTBKamazonで適当な30000mAhを名乗るものを買いました)

なお、USB3.0接続でデータをやりとりするので、ノイズに強い、安定したケーブルを使った方が無難です。設置したあともぐらぐらしないように、ケーブルには余裕をもたせて、できれば養生テープなどで固定したほうが良いです(テープの使用は会場に許可をとったほうが良いです)。USBが切断、再接続されて画面がブラックアウトということが何度かありました。

電源と三脚

だいたいの会場では電源は使用不可です。なのでカメラ用に大容量バッテリーを買っておきました。古いカメラでも互換バッテリーなら売られています。

パソコンはUSB PDでの充電に対応していたので、PD対応のモバイルバッテリーを用意しました。65Wでの給電が可能なものと、それに対応したC to Cのケーブルが必要です。
HIDISC(磁気研究所)の20000mAhはPDで急速充電しているとLEDが光って便利でした。amazonで適当に買った明誠なるメーカーのものは、30000mAhと書かれていますが実質20000mAhぐらいだと思います。どちらも1時間20分程度の中継をしてほぼ20%くらい残る感じでした。

三脚は会場により使用許可が違うので問い合わせました。当初「使用禁止」といわれていた会場でも、自分たちの客席内で通行や他者の観戦を妨げないならOKという基準を示してもらえました。まぁ観客数が制限されていて少ないので邪魔になることはほとんどありませんが、たくさん座席を使うと消毒作業が手間になるので、会場の利用の注意を見て対処します。

ソフトウェア

会場の音声がうまく入ってこなかったので、当初は外付けのマイクをPCに接続していましたが、会議用マイクで体育館の音なんてとれません。
カメラ1のほうは音声が入ってこなかったので(おそらく設定次第なんでしょうけども、人様のカメラなのであんまりいじりたくなかった)、カメラ2のほうをGC550経由でとってみると、ノイズだらけ。これは後ほどドライバアップデートが出て解消しましたので、カメラの適度にオートゲインが効いた音を使えるようになりました。

配信ソフトはOBS Studioを使用。複数あるキャプチャ映像を、Altキーを押しながらマウスでぐりぐりしてやると部分的に使えるようになりますので、スコアボードを重ねてやります。

通信回線

最初は自分のdocomo系MVNOの4G通信を使いました。速度としては十分足りていたようです。が、容量をなかなか食うのと、大量に通信すると翌日に速度制限を食らうので、別途プリペイドのデータ通信用SIMを買いました。使い捨て感覚です。

楽天モバイルも検討しましたが、試合会場によっては電波が入らないという事態がありまして(田舎の体育館ならなおさら入らず、入ってもパートナー回線になってしまう)、会場によって使い分けです。事前に入れるなら中で通信してみたほうが良いです。

なお、東京の代々木体育館では楽天モバイルがバッチリでしたが、5G/4Gの切替でもたつくので、4G固定にして使いました。

通信回線に関しては、MVNOを使っていたときは通信専用のタブレットからのテザリングで問題ありませんでしたが、楽天モバイルはDSDV端末で同居のドコモ回線での音声通話もあり、途中で着信したときに通信が切れるというハプニングがありました。普段通話で使っている電話機とは別の、通信専用端末での運用が良さそうです。
なにせ、大事な試合を見たい人たちから「映像がおかしいんだけど?」と電話が来ちゃうこともありますので…

感想

ネット中継が個人のレベルでここまでできる時代になったなぁというのは驚きませんが、むしろ見る側のリテラシーも上がったなぁと思います。70歳超えた祖父母が遠方で見てるってなかなかですわ…

WordPressからフォームでメールを送るとGmailに拒否される

WordPress + Contact Form 7でメールを送ってもらっていたサイトが、2月あたりからGmailに拒否されるようになってしまった。GmailがSPAM対策強化をしていたのでそれが関係するだろうということで調査。

SPFに対応するのは必須。しかしSPFがPASSしても拒否される。メールを見てみると、いわゆるenvelope fromのアドレスが異なっていた。
シェルから echo ‘test’ | mail -s ‘test’ -r (自ドメインのアドレス) (送信先Gmailのアドレス) とするとテストできるが、これは通る。
しかしWordpressから送ると apache@サーバー名 で送られてしまう。

WordPressのメールの仕組みはenvelope fromを書き換えないし、CF7ではReturn-Pathを設定しても反映されないようだ(WP関数内で落とされる)。
結局このへんの回避のために WP Mail SMTP というプラグインを導入。いろいろリッチなオプションを求められますが最低限でOK。
「送信元アドレスを返信先 (return-path) として設定」このチェックが重要。

これでGmailにも拒否されなくなりました。もっとやるならDKIM、dmarc対応までやらねばならない。

CentOS8のサポートが切れたのでCentOS Stream 8に移行する

話は知っていたが無対策だった。期限の2021年12月を過ぎたらdnfアップデートもできなくなった。他のディストリビューションに移る話もあったが、とりあえず単体webサーバーぐらいにしか使っていないのでCentOS Stream 8へ移行する。

/etc/yum.repos.d/の CentOS-Base.repoとCentOS-AppStream.repoで
mirrorlistをコメントアウト、baseurlをvaultに指定
baseurl=http://vault.centos.org/$contentdir/$releasever/BaseOS/$basearch/os/
baseurl=http://vault.centos.org/$contentdir/$releasever/AppStream/$basearch/os/

dnf install centos-release-stream
dnf swap centos-linux-repos centos-stream-repos
dnf distro-sync

これで /etc/centos-release を見てみると CentOS Stream release 8 になっている。
vaultが生きてるうちにやっておかねばならぬ。
(先日見たらCentOS5向けのvalutはしっかり閉じてた)
だからこれは2022年3月版ということで。

phpMyAdmin置いたら真っ白

CentOS8からCentOS Stream 8への移行作業を行って、必要になりphpMyAdminを設置。
しかし動かない、真っ白…

エラーログには
PHP message: PHP Fatal error: Uncaught Error: Call to a member function getCookie() on null in /path-to-pma/libraries/classes/Url.php:220

そんなみんな使ってるバージョンなのに動かないなんてことはないよねーと追いかけたらスタックトレースにしっかり「warnMissingExtension(‘json’,true)」とか「book.json.php」とか出ている。

php-jsonパッケージをインストールしたら動きました。