年内最後のTOEIC

結局、11月に京都で試験を受けてからは、少しmikanアプリを触った程度で、問題集も何も見ないまま12月試験の日が来てしまった。
日常的に英語に触れる時間も取らず、気づいたら試験日という感じだった。

昔、小さな頃、私はピアノを習っていたのだが、家での練習はほとんどせず、教室で触るだけの状態が続いていた。もったいない、無駄だと言われながらも、中3まで続いた。最後の方はドラゴンクエストやイースなど、ビデオゲームのピアノ譜を弾いていた。
ピアノに触っている時間は楽しかったのだが、それ以上の時間を使って努力というか、のめり込むような領域までは行かなかったのだ。

TOEICもそんな感じに見える。何かしらの情熱のスイッチが入ってない。

12月9日の試験会場は仙台、東北大学である。
浪人時代のセンター試験以来、実に23年ぶりの訪問か。
一部の寮生たちによる看板や壁画も無くなっていて、時代が過ぎ去ったのだなぁと思う。

朝から4時間運転して東北大学へたどり着き、受けた試験はどうも気が散り気味。
Readingも最後までたどり着けず、10問の塗り残しが出てしまった。
今のままでの限界を感じた。

そして翌日、11月京都の結果が出た。

660、775、815、820。伸びが止まっている。
ここから先はトレーニングあるのみだろうなぁ、と理解した。
しかしそういう行動にはなかなか出られないもので、その後も放置してしまっている。

そして年末12月30日、最後の結果が出た。

後退!
なんとなく悔しい!(何もしてなかったくせに!笑)

まじめに問題集に取り組めば良いのだろうとは思う。
しかしそれができない自分の感情を整理せねばならない。

まじめに机にかじりついて難しい本で勉強するというのが、好きではないのだ。
だったら何か別の工夫をすれば良いのだが…

城ノ石ゆかりさんと話していたTOEICチャレンジは12月まで。
結果的には660→最大820ということになったが、
当初の目標だった200点伸ばすことは達成できなかった。

→■みんなも一緒にやってみよう!-TOEICチャレンジなう

しかし私のなかではなんとなく、続けてみたいという気持ちがある。
1月は都合により受けられないので、次は3月にチャレンジしようと思う。
その間また無対策では意味がないので、なにかしら仕組みの変更をしよう。
ゲーム化するなどで熱中できれば良いんだよなぁ…

サボり気分と伸び気分~TOEIC

仙台で受けた10月28日の試験だが、次の11月18日までは3週間しかない。
10月の結果を見る前に次の試験になってしまうのだ。
過ぎ去ったGoogleカレンダーを眺めると、毎日予定がビッシリであった。
もちろん、その間にTOEIC向きの勉強などできているはずがない(笑)。

しかし不思議と、サボっていても「落ちる」気はしなかった。でも伸びる気もあまりしない。
前回の仙台でもスピードアップというよりは集中力が重要な気がしていて、11月は前日にしっかりと休養を取ろうと心がけてみた。

11月は京都の龍谷大学での試験となった。明けた月曜に大阪で用事があったためだが、なんとなく京都に行きたかった。でも宿は大阪に取った。

前日、土曜日入り。あべのハルカスで「ミラクルエッシャー展」を見て、あとは特に何をするでもなく、「直前の技術」を読み返す。

また、本当に直前だが、本を難しく読んで苦労したくなかったので、ラクにできる何かが無いかな、と検索した結果、mikanというアプリにたどり着いた。
小さな単語帳を手元でめくっていく感覚で、スマホでホイホイと進める。わからなければ何度も繰り返しできる。
電車のちょっとした時間などに少しずつできるので、ラクだ。

当日は電車で京都へ向かい、早めの昼食の後、会場となる龍谷大学の近くの喫茶店で待機。
少しでも追い込みをすれば良いのかもしれないが、渡邊雄太選手が出るNBA Gリーグの試合を中継で見ていた。
英語ができるとこういう中継ももっと楽しいのかなーと思いつつ、なんとなーく以前よりは聞き取れている気がする。けどTOEICとは別物の英語。

京都でのTOEIC L&Rは、過去最高に集中できていた気がする。
結果、Readingも順調に進み、最後の問題を開くところまでたどり着けた!
5問塗り残し。

昼食が早かったので、終わった後は甘いものをいただきながら、反省会。

そして翌日、オンラインで10月仙台の結果を見ると、ついに800点を超えていたのだった!
調子よかった京都はもうちょっと伸びるかも?と期待してしまう。
そしてそれがこの後の慢心につながり、結局12月はほぼ無対策のまま過ぎていくのだった…

TOEIC慣れの善し悪し

10月28日の試験を前に、オンラインで結果を見ることができた。

思わず「うおっ」と声を出してしまった。
7月末が660点で、podcastやらTOEICあるあるやらでお茶を濁しただけだったが、9月上旬の試験が775点。いきなり100点以上伸びた。
今まで自分は20年前の結果が頭に残っていて、TOEIC500点台の人間だと思っていたが、実は700点台後半の人間だったのだ!

しかしこうなると、次のTOEICで点数を落とさず、まぐれでないことを証明しないといけない。気合いを入れて対策を…と思うも、やはり日常に流されて特に何もできていない。

さらに妙に試験慣れしてきてしまっている。
受験票を忘れたまま家を出てきてしまう、これはなんとかなるから良しとして、『直前の対策』が入ったタブレットを新幹線車内に置き忘れるというミス!
東京駅で無事確保されていたので翌週取りに行きました…

10月の試験会場は仙台の専門学校。
午前中はNBAのメンフィス・グリズリーズで渡邊雄太が出場、フリースローで得点を決めた。

これを見ていたら、12時になってしまった。試験会場入りは12時半。
でも、アメリカで英語を話しながらNBAプレーヤーをしている若者を見たら、なんか自分も楽しくなってきてしまった。

この日は、朝食を遅めに取り、昼食を抜いてみた。満腹だと眠くなるからだ。
これが功を奏したのか、前回のような眠さは皆無。最後まで集中できた。

リスニングは『直前の対策』にあったように、先頭の疑問詞に注意すればかなりラクに解けることがわかった。選択肢の先読みも重要、というかそうしていないとわからない。

大幅に改善したと思う。
それでも8問の塗り残し。まだスピードが足りない。練習しなければいけない。

TOEIC攻略技術を手に入れる

9月試験。無対策のまま試験日を迎えてしまうことに焦った私はTOEIC対策のblogをいくつか読んでいた。そしてTOEICの世界というものに気づかされる。8月の間に取り組んでいたPodcastを聞いたりするものは、英語に慣れるには良くても、TOEIC世界とは違う世界の話題なのだ。

TOEICの世界というのは、ホテルのチェックインだったり、パソコンのソフトの設定がわからなかったり、自動車の修理を頼んだり、従業員を採用したり、である。
ホテルのチェックインは海外旅行経験があればなんとなくわかるが、だいたいトラブルがあってその対応に追われる。パソコンの話は私が専門なのでわかる。しかし他の未経験シチュエーションについては、とにかく言葉を知らないことには理解のしようがない。
飛行機は飛ばないし、プリンタは壊れる。服のサイズは違う。それがTOEIC世界だ。

そんな「TOEICあるある」をネットで拾い読みしているうちに試験になってしまった。

会場は秋田市の国際教養大学。秋田という立地ながら、授業は英語で行われ、就職率が高く、注目されている学校だ。英語で授業をしている英語レベルが高そうな学校でTOEIC。なんだか変な劣等感を感じそうになってしまうが、別に国際教養大学の学生と競うわけではない。受験や就職も関係ない。単に趣味で受けているようなものだから、気楽に行こうと考えた。

試験中、リスニングが好調だったような気がした。しかしそこで頭を使ってしまったからか、リーディングの途中で少し眠気が…
結局15問の塗り残しができてしまった。それでも前回7月が25問残しだったので、スピードはアップしている。

次、10月にも試験を受けるので、TOEIC公式問題集を注文した。しかし届くまで待っていられないので『直前の技術』という本を電子書籍で買った。

『直前の技術』と称するこの本は、問題をすべて聞かなくてもor読まなくても、選択肢から絞り込んでいくための考え方を伝授してくれた。
中高で学んだような文法に沿って考えれば、wh疑問文にはYes/Noで答えないなど、言われてみれば当たり前のことが見えてくる。リスニングの苦手意識がそのへんを忘れさせていた。
速いスピードで流れていく会話にとっかかりをつけるためには、疑問詞の使われ方に注目(この場合は耳だけど)するだけでもずいぶん楽になるというわけだ。

この本は面白かった。9月試験の前に出会いたかった。TOEICあるあるネタを読んだだけで時間を使ってしまった自分が悪い。
しかし10月の試験は来る。『直前の技術』を さっさと習得し、問題集に移ろうと考えていたが、実際にはそんな時間は取れず(取らず)『直前の技術』を半分読んだところで10月の試験日を迎えてしまうのだった…

TOEIC対策~とりあえず聞く

TOEICチャレンジは9月からということで、
8月はあまり直接的な対策はしないことに。
でもなんかこう、英語に触れていたい気がした。

9月にはSquare Sounds Tokyo 2018がまっている。
私は司会で毎回テキトーなことを喋っているのだが、
お客さんの半分ぐらいが外国人、しかも英語圏の人たちなので
ここで役に立たなかったらそれはそれで困るからだ。

でもまぁ、司会としてあんまり英語で喋ることはないんだけどねw

そんなわけでお盆明けぐらいから、スマホにPodcastを入れ始めた。

最初はNHK WORLD NEWS。
これはPodcastTVアプリがある。
NHKのニュースを海外向けに英語で放送しているものだ。
当然だが国際情勢で固有名詞が出まくるので、なんか馴染めず難しい。
気づいたときに聞くようにする。

次にAFN Pacificアプリ
AM 810kHzでやってる米軍放送だ。
こちらは米国内でのニュースや日本での生活に役立つ情報などが配信される。
ポップ音楽も流れるのでBGMに良い。

あとはBBC Learning English – 6 Minute English
これもpodcastで導入。
英語を英語で教えてくれるわけだが、その説明の英語がわからんw
でもなんとなくやった気分になれる。

いずれも、見たり読んだりする教材ではなくて、耳から入れるものにした。
なぜかというと、「ながら」の時間をこれで過ごすのが良いと思ったから。
電車の移動中、車の運転中、家事の最中、などなど。

でも、なんとなく気乗りしない日は全然聞かなかった。
まぁでもそれでもないよりマシか!と思うことにした。

で、7月のTOEICの結果が出た。

リスニング335 + リーディング325 = 660点!

大学4年のときが530だから、とても伸びている。
20年間の社会経験、海外旅行経験から
シチュエーションが理解しやすくなったのもあるだろうなぁ。

Averageのあたりをみると、私は世の中のみんなより
「リスニングが苦手」側なのだと思う。
やはり耳からか…

そして9月になり、TOEICチャレンジプロジェクトのミーティングが開かれ、
皆の目標が +200点 と決まった。

マジかー、660から伸ばすのは大変なんじゃないのか…

とりあえずTOEIC問題集をamazonに注文して、
到着するも1ページも読まず9月の試験に向かうのであった…