昨年7月の車検の際にブレーキパッドが少なくなってきているので次は交換ですねと言われて数ヶ月、夏タイヤ→冬タイヤ交換時に見てみると、んー、まぁまだ行けるんじゃないか?ということでそのままに。そしてこの度冬タイヤ→夏タイヤ交換の際にようやく交換することにしました。パッドは事前に入手していた曙ブレーキ製。
関係ないですがローマ字でAKEBONOって書いてあるのを見ると、先日お亡くなりになった曙太郎さんが格闘家に転向した際にこのように表記されていたのを思い出します。
世の中の自動車整備系blogやらYouTubeやらを参考に進めます。ブレーキパッドを入れ替えたら、ブレーキキャリパーのピストンを戻すという作業があります。薄くなったパッドに合わせてせり出しているので、それを戻してやる。専用工具もあるようですが、古いブレーキパッドを当てつつ万力で戻してやりました。
フロント右は順調に終了。フロント左に取りかかりますが、ピストンが全然戻らない。
ブレーキを踏んでみると少しせり出してくれたので動きはするのですが、戻らない。
どうやらサビか何かで引っかかって戻らないようです。
ネットで調べてみると、ピストン固着はよくあるみたいです。さすがに13万km以上ノーメンテナンスだっただろうなぁということで、ブレーキキャリパーをバラすことに。といっても工具も交換パーツもないので注文して数日待ち。
ブレーキフルードを扱うので手が汚れないようにニトリル手袋も注文。
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■ブレーキブリーダー ブレーキフルード交換 【自動車整備士 監修】 ワンウェイバルブ 逆流防止弁 ブレーキオイル交換 ワンマンブリーダー オイル処理箱 逆止弁 エア抜き CLINER
■SUBARU (スバル) 純正部品 シール キツト フロント デイスク ブレーキ 品番26297TC010
ブレーキフルードは最寄りのホームセンターに置いてあったTOYOTAのDOT3、0.5Lを用意。
他、ラインストッパー(ブレーキフルードホースの末端を抑えるクリップみたいなもの)も買ったのですが合わなくて使えなかったので、次はもうちょっとまともなのを買おう…
で、届いて作業を始めるのですが、手が汚れてるので写真ナシ。
下に受け皿を置いて、ブレーキフルードのホースを外したら、ストッパーで止めるのですが、他のblogを見ていてやっていたように、ラップと輪ゴムで対処できました。それでもゆっくり液体が出てきてしまうので、手早く作業。
ピストンは手では外れないので、木の棒を突っ込んでトンカチで押し出し。外してみると確かにサビのようなものが固着しておりました。ガリガリ削れるので軽く清掃。
純正シールキットの説明通り、ゴム部品にグリスを塗ってハメていきます。
ピストンが無事戻ったら、パッドをセット。エア抜き穴を緩めてブリーダーを接続、フルードの残量を見ながらブレーキペダルを何度か押してやって、ブリーダーのホースから空気が出て行くのを確認。エア抜き穴を閉め直しブリーダーを外す。フルードが減ったので補充。
無事に組み上がりましたので、車庫内でテスト。問題なさそう。
外の道路でも最初はゆっくり踏んでみてテスト。問題なし。
工具を買ったりでちょっと出費してしまいましたが、動作原理もわかって楽しくなってきましたね。
今回は左だけ交換しましたが、右のキャリパーも次のタイヤ交換時にやろうかな。