2021年は東京出張中に新型コロナウイルスに感染し、東京都内の隔離療養ホテルで過ごしました。→お盆を隔離施設で過ごした記 | Nacky – Snowland.net
そして今年、2022年は自宅隔離療養となりましたので記録。
結果的に家族6人中、末っ子以外は全員発症、陽性でした。症状は2日間の熱と鼻水、その後の回復中の鼻水絡みの痰という感じ。自分の経験だけで見ると、デルタの10日に比べればずいぶん軽かったと感じます。
気をつけていても来るときは来る
7月下旬からTwitterのTL上でも感染報告が増えてきた。個人的に気をつけていても、家族に手荒い手洗いうがい消毒のタイミングを教えていても、もらってきちゃうものは仕方がない。自分も出張中などは気を張っていたが、地元ではまだ楽観視していた。基本的な感染対策をしていて、それでももらったら仕方ないという覚悟は常にある。
TL上で家族全滅的な報告も見える中、長女の中学校から、学校行事(夏のイベント)参加生徒から発症陽性者が出たとの報。参加者には念のため外に出ない、人のいるところに行かないようにと通達があり。長女にはこれに従わせ、自宅でもなるべく部屋にいるように指示。
しかし2日後、長女が軽く喉の痛みを訴え始めたと思ったら翌朝には発熱。数時間で38℃台まで上がったのでこれは新型コロナが来たぞと判断。休日診療の病院で唾液PCR検査してもらう。病院周辺はPCR検査待ちの車でいっぱい。車内で唾液を採取して病院の窓から返す。休日と言うこともあり、結果が出るのは翌日の夕方ということで、とりあえず長女は部屋で自宅内隔離とする。
この時点では、すぐ隔離にしたので、感染の可能性は低いだろうと思っていた。しかし発症の1日目には感染力があると知って、不安は増大する。
気づいた頃には広がっている
翌朝、小学生の長男が発熱。特にその前の喉の痛みなどは訴えていなかった。長女も鼻水症状から耳の奥が痛いと言い始めたので、かかりつけの耳鼻科へ。唾液によるPCR検査と痛み対策の処方。結果は夕方判明、二人とも陽性。
長男は発熱の24時間前まで友人と接触があったので連絡しておいたが、その後3日以上発症がなかったので大丈夫だった。
長女長男を同じ部屋へ隔離。長男の熱は38℃台で食欲もなくぐったり。一方で長女は夕方には平熱に戻り始めた。昨年自分が10日ほど熱が下がらなかった経験と比べて、症状が軽くて驚く。
夕方に陽性報告を受けた際、保健所からの連絡は明日になるかもしれないと言われたが、すぐに来た。過ごし方や各種窓口の説明を受けた。
翌日、次男(低学年)が発熱。前夜から調子がおかしいと言っていたヨメも発熱、耳の痛みを訴える。同じくかかりつけの耳鼻科へお願い。この日はもう唾液PCRではなく鼻に棒を突っ込む抗原検査に切り替わっていた。即時に陽性判明。
地元では猛烈に検査数が増えたらしく、Facebookで別の医師が「(うちの病院では)PCR検査キットが切れた」と書き込んでいた。耳鼻科の駐車場も何組か検査待ちが居た。
長女はたまに鼻水からの痰絡みの咳をするぐらいで、既に元気。長男も徐々に熱が下がってきたが、食欲がなかったせいか元気はない。
誰に免疫があるのか考えたが
6人家族で私と末っ子だけが残されてしまったので、母親から離れられない末っ子はあきらめて、私を逆隔離することにした。とはいえ食事やら家事やらは私なので、こまめに消毒していくしかない。
なお次男は実家に来ていた従兄弟と遊んでいたので従兄弟も心配だったが、3月に既に新型コロナにかかっていたためか、その後も何もなかった。
自分が大丈夫なのはもしかして昨年デルタにかかってからワクチンを接種したので、抗体多くて助かったのかなーなどと根拠もなく考えていたが、ググって調べたら昨年のワクチン効果はぼちぼち切れているのが普通らしく、自宅内で逃げ切れる自信がなくなってきた。
末っ子が元気に何もないのは、実は6月に1日だけ高熱を上げたことがあり、その時は医者も検査をしなかったのだが、そこで既にもらっていたのではないかとも思えてくる。
とりあえず自分はまだ濃厚接触者の扱いなので、最低限の買い物には出られるということで、この先のことを考えて食料品など買い込み。
夕方に本日陽性判明の2名分について保健所から連絡。ヨメはCOCOAを入れていたので、COCOAの発番について聞いたら「今はあまりやってないので、なしでもいいですか?」と言われてしまう。マジですか。突っ込んで話しても面倒そうなのでそれ以上は聞かなかった。
結局自分にも来た
学校は夏休みなので子供たちの学業に影響ばかりないが、私は対応で仕事ができてなかったので、夜に穴埋め的に仕事。このときに喉に痛みを感じ始め、のど飴が染みる。明日は発熱来ちゃうなー、こういうときに体力を消耗するようなことはしたくないんだがなーと覚悟しつつ、今のうちにやっておかねば、と片付けた。
翌日、娘が喉の痛みを訴えた日を発症日=0日目として、4日目。次男も昼過ぎには既に平熱。回復が早い。ヨメもそんなに高熱にはなっていない。入れ替わりで自分が休みになる覚悟しつつも、まだ熱がなくて動けるので、家事等をこなす。
そして予想通り、昼から自分も熱が上がったかと思うと、2時間後には38℃台。なんかもう動く気もなかったので、手持ちの風邪薬にアセトアミノフェンが300mg含まれてるしこれでいいやーと過ごす。
秋田県の自宅療養サポートに連絡をして、日用品と食料品を送ってもらった。イオンのネットスーパーと提携してるのかな。これで2人分。後日また2人分が置き配される。
5日目。家族はもうすっかり平熱。奪われた体力と食欲をどうしたものかというところ。自分はアセトアミノフェン300mgの風邪薬を頼りに水分をとってひたすら寝る。他の症状は関節痛と鼻水。熱は36℃後半から38℃中盤を行き来しつつ、最高39.1℃。重症化リスクのある高血圧持ちで内臓脂肪もありますからね…!で、思い出した、血圧の薬が切れそうなのだった。自分だけ長期戦になるかもしれないし、翌日にかかりつけ医に見てもらうことを決意。
6日目。子供たちは家から出られない(出ても雨だし)ストレスからか、争いが絶えない。
自分はかかりつけ医に電話して、車から検査してもらい、処方もしてもらうことに。指定時間に医院の駐車場で待っていると、他にも2-3台同様の体制であった。流行ってるな。
鼻にスワブを突っ込まれて抗原検査。数分待たずともすぐにわかるレベルで陽性。血圧の薬とともに炎症止め、胃腸薬、解熱剤(カロナール、300 x2)を処方してもらう。薬は車の窓から投げ込まれた。
ああ、自分だとアセトアミノフェンが1回で600mg必要だったんですねー、風邪薬、足りなかったわ。
帰宅して早速服用、寝る。夕方に平熱になったあとは服用なしで平熱が続く。昨年の経験から長期戦を覚悟していたが、丸2日ちょっとで熱は引いた。
7日目。熱はないが、寝ることを優先して過ごす。買い物に行けてないのでメシのバリエーションに困り始める。冷蔵庫内の処分祭りみたいなメシ。
8日目。だいぶ楽になってきたので、活動を始めてみようとしたが、なかなかに疲れることがわかったのでさっさと横になる。食事は通常に戻る。
症状としては全員共通で、たまに痰が絡む咳程度。
以後、家で過ごしつつ、少しずつ体力を回復させながら作業復帰。長女から順次それぞれの制限解除待ちです。
症状は軽かったが
世の中の他の方々の状況はそれぞれだと思いますが、うちに関しては症状も軽かったので、大事にならなくて助かりました。
しかし行動制限の期間が長くて(必要なのはわかります)、子供たちは家にいるストレスからか、争いが絶えません。うーんw
感染力がある状態でも最初は気づかないぐらい元気なので、こりゃ広がるわなぁと思いました。熱が出たときには既に広げた後ということになるので、どうしようもないです。
かといってほんのちょっとの違和感だけで仕事やら行事やら休めるか?というのは、本当に難しいでしょうしねぇ。
特に結論などなくおしまい。