頭の悪いパナシ15 – プロゲーマーウメハラに学ぶモチベーション維持

10分トーク『Nacky × DJ TECHNORCH – 頭の悪いパナシ』の15回目です。

●モチベーションの上げ方のお話
●「戸締まりが出来た」レベルの些細なことでも成長記録として残してモチベーションを上げていくウメハラ・メソッド
●強制的にモチベを上げようとしてくれるソシャゲのログインボーナス
●成長と共に課題のハードルを上げ続けるのが必ずしも良いとは限らない
●課題成功の喜びよりも課題失敗の罪悪感ループ…
●「出来ないことをまず認めさせる」アルコール依存症の一般治療法

普段の仕事と、日常生活の一部も、ToDoリストで管理しているのですが、
いわゆるGTD方式が自分の基本です。

しかし紙で書いてがんばるタイプから始め、
remember the milkやらGmailにくっつけるアドオンやら、
いろいろ試しては放置になり、試しては放置になり、
最近はTodoistに落ち着きました。


Todoistは「カルマ」という仕組みがあって、
ToDoをこなしていくと点数が貯まるんですね。
ちょっとしたゲーム性が、持続のカギ。

なんか、点数を下げたくないので、
些細なことでもToDoに積む。
大きな仕事を複数に分ける(work breakdown structure)、
ができていく感じが、良いです。

大丈夫、自分はできてるじゃないか。
と自分で自覚するためには、やはり外部の記録が効果的です。

それと同時に、課題をあまり大きくしないことも重要だと思います。
ウメハラ選手の「ハードルを低くする」は、
自分に対して「それでいいんだよ」と赦しを与える行為、なんだろうなぁ。

だいたい、私たちは自分への期待が高いので、
ついついハードルを上げてしまいがちです。

あまりに大きいものを背負い込んで、どうしようどうしようと右往左往して、
時間ばかりが経っていって、「できてない罪悪感」がどんどん成長しちゃう。

足踏みしてるぞ、ループしてるぞ、またループしてるぞ…
そういうところに気づくのが第一歩。

そしてその解決を自分で負わず、
一歩引いて見てみたり、外部にヘルプを求めたりすると、
一気にラクになるんですよね。

大きいものを背負い込まないために、
あえて「仕事(依頼)を断る」

これができるようになると、
本当にラクになります。
それどころか、仕事が逆に高価値になります。
1件1件が大事になるというか、そういう感じね。

「自分の心の取扱い」は、この本で。

「あえて断る」は、この本で。

ゴースト・イン・ザ・シェル、IMAX字幕版で見てきた

ゴースト・イン・ザ・シェル、始まってたんだよね。

なんとなーく見たいなーと思っていて
仙台出張中にちょっと時間があって
迷っているところにWIREDの記事を見て
とりあえず行くことにした。IMAX 3D、字幕版。

あなたの「攻殻」を超大画面シアターでハックせよ──『ゴースト・イン・ザ・シェル』in IMAX|WIRED.jp

公開前に押井守監督の「奇妙」というコメントを読んでいたので、
WIREDのほうは売り込みすぎなんじゃないの、と思っていた。

実写版『攻殻機動隊』を見て押井守監督は何を思ったのか?:「僕に言わせれば相当奇妙な映画だと思う」|ギズモード・ジャパン

仙台のTOHOシネマズは駅前のパルコ2の最上階。
ロビーからの眺めも良い。

朝一番の回だったので、観客は20人ぐらいだろうか。もうちょっといたかな。
あんまり隣に人がいる状況が好きじゃないので、空いてて良かった。

自分はIMAXも3Dも初体験だったが、すぐに違和感なく入り込めた。
元々メガネですんで、そのメガネの上に3Dメガネをかぶるので、やや重さがある。
あとはメガネのフチによる没入感かなー。

3Dは見づらいということもなく、ちゃんと奥行きが感じられる。
字幕も浮いて見えるw

押井守が哲学として後退していると言っていた理由はわかった気がする。
作中に堂々と結論が出ていて、見ている人に考えさせる部分が無いんだな…

あと、扱ってる世界が、なんか狭いというか、大きな攻殻ワールドの中の、
他の作品よりも小さめの一部分を扱っている感じというのかな…

でもそのぶん、映像美、演出、アクション、とても濃い感じに仕上がっていると思った。
IMAX 3Dはすごいですね。思わず飛び出してくる演出に頭が動いてしまった。
それと、実写版とは言うけれど、なんか感覚的には高精細なアニメを見ている感じだったなぁ。

なので、感想としては、見て良かった。面白かった。
でも人に「面白かったよ」と言って回れない感じがある。不思議。 
でもでも、見ておくべきだな、と言いたい。

今回は字幕版で見たが、そのうち吹き替え版も見に行きたい。
今まで同じ映画を複数回見に行ったことはないんだけど、初めてになるかな?

頭の悪いパナシ12 – AIだけ生きて人は死ぬ

10分トーク『Nacky × DJ TECHNORCH – 頭の悪いパナシ』の12回目です。

●AIについてのお話
●AIが発達すると人間の仕事が本当になくなるの?

【正論】人工知能(AI)技術で大量失業時代は到来するか? 恐怖を喧伝するオオカミ少年になるな 大阪大学名誉教授・猪木武徳(1/4ページ) – 産経ニュース

AI、人工知能が人間を超えるのか?の話で記憶に残ってたのはコレでした。

人工知能(AI)が人間を超える日は来るのか? (1/2)

とはいえシンギュラリティ(技術特異点)…これもまたなんか終末思想とかの裏返しみたいな感じがするなぁ。

明治維新に適応できなかった人たちはいたのだろうか…
後から分析すれば、うまく適応というか、自ら解釈を作っていったという感じなのか。

柔構造がもたらした成果と挫折〜『明治維新』 : ブックラバー宣言

環境汚染対策の究極形、汚染の元を断つ、すなわち人類が滅びれば良いのだw
このへんの話は「不都合な真実」とそれに対する反論、指摘あたりが現実的な話ですかね。

「不都合な真実」9つのウソ – ライブドアニュース

百合展2017を見てきた

百合展2017を見てきました。
東京開催の間は秋田に居たので断念。しかし都合良く大阪の用事に引っかけて大阪・梅田LOFTへ。

3Fの隅の、15畳ほどのスペースで行われておりました。

写真撮影OK。
(複製)原稿展示、サイン入り何か、写真作品、本・グッズ販売という感じです。
お客さんは自分が行ったときで男女比4:6ぐらいかなー

Kindleでしか読んでなかったので紙の本があることに軽く衝撃を受けました(なんか逆だなw)。

10分~15分ぐらいで見て回って退出。
小さなスペースなのでこれぐらいかな。無料展ですし。

欲を言えば、インタビュー記事、設定資料など裏側的なものがほしかった。解説記事とかでも。
とはいえ、こういった展示イベントがあること自体がありがたいですね。続くといいなぁ。

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頭の悪いパナシ11 – 俺より強いヤツに会いに行く

10分トーク『Nacky × DJ TECHNORCH – 頭の悪いパナシ』の11回目です。

●格闘ゲーム・ストリートファイターVのお話
●強いキャラ・弱いキャラ、キャラ差がないゲームは本当に面白いのか?
●弱いキャラクターを使う=ゲーム難易度をベリーハードに設定するということ?
●このキャラクターのここがこうならなぁ!=ゲームに熱中している?
●人が作ったゲームをAIにやらせるということ
※Nackyさんが見てきたeSPORTS(ニコニコ闘会議2017)、DJ TECHNORCHはFANG使いXIAN選手のファン http://www.nicovideo.jp/watch/sm30619801

ニコニコ闘会議に行ってきたのですよ。
元々はIngressの特別仕様バス「NL-PRIME」に乗るためだったんですが、

隣はポケモンGOコーナーで、ピカチュウと記念撮影できたりして。

ゲームの歴史のコーナーがあって興味深かったり

で、格闘ゲームの対戦が、こんなステージで行われるわけです。e-sports。

ジャンケンみたいな、(ある程度)対等なゲームには運要素のような、そういう用途がありますよね。
格闘ゲームだとか、もしくは他の対戦ゲーム、実際のスポーツもそうかもしれませんが、
対戦する両者の前提条件がそもそも違うところで戦うというのは、
もっといろんな要素が詰め込まれますよね。

格闘ゲームは前提として対等じゃない、だからこそ面白いんだな。
より困難を求めて、その困難を乗り越えるところに面白さがある。
負けるためにやってるんじゃない、勝つためにやっている。
まわりが負けると予想していても、勝つためにやる。

なんか、ここに「生きてる」って感じのエネルギーがあるような気がしませんか?