TOEIC慣れの善し悪し

10月28日の試験を前に、オンラインで結果を見ることができた。

思わず「うおっ」と声を出してしまった。
7月末が660点で、podcastやらTOEICあるあるやらでお茶を濁しただけだったが、9月上旬の試験が775点。いきなり100点以上伸びた。
今まで自分は20年前の結果が頭に残っていて、TOEIC500点台の人間だと思っていたが、実は700点台後半の人間だったのだ!

しかしこうなると、次のTOEICで点数を落とさず、まぐれでないことを証明しないといけない。気合いを入れて対策を…と思うも、やはり日常に流されて特に何もできていない。

さらに妙に試験慣れしてきてしまっている。
受験票を忘れたまま家を出てきてしまう、これはなんとかなるから良しとして、『直前の対策』が入ったタブレットを新幹線車内に置き忘れるというミス!
東京駅で無事確保されていたので翌週取りに行きました…

10月の試験会場は仙台の専門学校。
午前中はNBAのメンフィス・グリズリーズで渡邊雄太が出場、フリースローで得点を決めた。

これを見ていたら、12時になってしまった。試験会場入りは12時半。
でも、アメリカで英語を話しながらNBAプレーヤーをしている若者を見たら、なんか自分も楽しくなってきてしまった。

この日は、朝食を遅めに取り、昼食を抜いてみた。満腹だと眠くなるからだ。
これが功を奏したのか、前回のような眠さは皆無。最後まで集中できた。

リスニングは『直前の対策』にあったように、先頭の疑問詞に注意すればかなりラクに解けることがわかった。選択肢の先読みも重要、というかそうしていないとわからない。

大幅に改善したと思う。
それでも8問の塗り残し。まだスピードが足りない。練習しなければいけない。

TOEIC攻略技術を手に入れる

9月試験。無対策のまま試験日を迎えてしまうことに焦った私はTOEIC対策のblogをいくつか読んでいた。そしてTOEICの世界というものに気づかされる。8月の間に取り組んでいたPodcastを聞いたりするものは、英語に慣れるには良くても、TOEIC世界とは違う世界の話題なのだ。

TOEICの世界というのは、ホテルのチェックインだったり、パソコンのソフトの設定がわからなかったり、自動車の修理を頼んだり、従業員を採用したり、である。
ホテルのチェックインは海外旅行経験があればなんとなくわかるが、だいたいトラブルがあってその対応に追われる。パソコンの話は私が専門なのでわかる。しかし他の未経験シチュエーションについては、とにかく言葉を知らないことには理解のしようがない。
飛行機は飛ばないし、プリンタは壊れる。服のサイズは違う。それがTOEIC世界だ。

そんな「TOEICあるある」をネットで拾い読みしているうちに試験になってしまった。

会場は秋田市の国際教養大学。秋田という立地ながら、授業は英語で行われ、就職率が高く、注目されている学校だ。英語で授業をしている英語レベルが高そうな学校でTOEIC。なんだか変な劣等感を感じそうになってしまうが、別に国際教養大学の学生と競うわけではない。受験や就職も関係ない。単に趣味で受けているようなものだから、気楽に行こうと考えた。

試験中、リスニングが好調だったような気がした。しかしそこで頭を使ってしまったからか、リーディングの途中で少し眠気が…
結局15問の塗り残しができてしまった。それでも前回7月が25問残しだったので、スピードはアップしている。

次、10月にも試験を受けるので、TOEIC公式問題集を注文した。しかし届くまで待っていられないので『直前の技術』という本を電子書籍で買った。

『直前の技術』と称するこの本は、問題をすべて聞かなくてもor読まなくても、選択肢から絞り込んでいくための考え方を伝授してくれた。
中高で学んだような文法に沿って考えれば、wh疑問文にはYes/Noで答えないなど、言われてみれば当たり前のことが見えてくる。リスニングの苦手意識がそのへんを忘れさせていた。
速いスピードで流れていく会話にとっかかりをつけるためには、疑問詞の使われ方に注目(この場合は耳だけど)するだけでもずいぶん楽になるというわけだ。

この本は面白かった。9月試験の前に出会いたかった。TOEICあるあるネタを読んだだけで時間を使ってしまった自分が悪い。
しかし10月の試験は来る。『直前の技術』を さっさと習得し、問題集に移ろうと考えていたが、実際にはそんな時間は取れず(取らず)『直前の技術』を半分読んだところで10月の試験日を迎えてしまうのだった…

TOEIC対策~とりあえず聞く

TOEICチャレンジは9月からということで、
8月はあまり直接的な対策はしないことに。
でもなんかこう、英語に触れていたい気がした。

9月にはSquare Sounds Tokyo 2018がまっている。
私は司会で毎回テキトーなことを喋っているのだが、
お客さんの半分ぐらいが外国人、しかも英語圏の人たちなので
ここで役に立たなかったらそれはそれで困るからだ。

でもまぁ、司会としてあんまり英語で喋ることはないんだけどねw

そんなわけでお盆明けぐらいから、スマホにPodcastを入れ始めた。

最初はNHK WORLD NEWS。
これはPodcastTVアプリがある。
NHKのニュースを海外向けに英語で放送しているものだ。
当然だが国際情勢で固有名詞が出まくるので、なんか馴染めず難しい。
気づいたときに聞くようにする。

次にAFN Pacificアプリ
AM 810kHzでやってる米軍放送だ。
こちらは米国内でのニュースや日本での生活に役立つ情報などが配信される。
ポップ音楽も流れるのでBGMに良い。

あとはBBC Learning English – 6 Minute English
これもpodcastで導入。
英語を英語で教えてくれるわけだが、その説明の英語がわからんw
でもなんとなくやった気分になれる。

いずれも、見たり読んだりする教材ではなくて、耳から入れるものにした。
なぜかというと、「ながら」の時間をこれで過ごすのが良いと思ったから。
電車の移動中、車の運転中、家事の最中、などなど。

でも、なんとなく気乗りしない日は全然聞かなかった。
まぁでもそれでもないよりマシか!と思うことにした。

で、7月のTOEICの結果が出た。

リスニング335 + リーディング325 = 660点!

大学4年のときが530だから、とても伸びている。
20年間の社会経験、海外旅行経験から
シチュエーションが理解しやすくなったのもあるだろうなぁ。

Averageのあたりをみると、私は世の中のみんなより
「リスニングが苦手」側なのだと思う。
やはり耳からか…

そして9月になり、TOEICチャレンジプロジェクトのミーティングが開かれ、
皆の目標が +200点 と決まった。

マジかー、660から伸ばすのは大変なんじゃないのか…

とりあえずTOEIC問題集をamazonに注文して、
到着するも1ページも読まず9月の試験に向かうのであった…

TOEIC~元の実力を知る

まずチャレンジの前に、素の実力を測るため、何も対策しないでTOEIC L&Rを受けることになった。
受験時の注意(受験票と写真の準備、シャープペンシル、消しゴム)以外は読まないで行く。
何も準備しないのだからラクなもんだ。さっそくオンラインで申し込み。

しかし試験日が7月29日(日)なのが問題だった。
その週末は家族で札幌に行っていて、その日に帰る予定だったのだ。
前日は夜まで札幌にいるし、当日も札幌にいる予定。
仕方がないので札幌で受験することにした。


試験前日、ハンク・ジョンソンと軽く会話もできて、
自分は英語ができないわけじゃないことを再確認。

試験当日朝、スマホで自撮りした写真を証明写真アプリで加工、
コンビニでプリントアウト。
Androidの証明写真アプリはアイコンが「いらすとや」だったのでコレを使用。

証明写真アプリ – Google Play のアプリ
簡単で良い。

ついでにコンビニでシャープペンシルも購入。
本当に当日まで無対策w

昼から家族には適当に遊びにいってもらって、
私は試験会場の代々木ゼミナール札幌校へ。
マークシートの試験なんて久しぶりすぎる。
情報処理技術者試験の基本応用あたりが最後じゃなかろうか…

まずはリスニング。
結構わかるようでわからない。
設問の初っぱなを聞き逃したらもうアウト。脳が問題文の世界に入れない。
なんとなく聞こえたような単語が含まれている選択肢を選ぶようなダメ具合。

次にリーディング。
文法問題みたいなものは昔取った杵柄?意外とすんなり解ける。
文章が長い問題もマジわけわからん!ってこともなく、
なんとか読めている気がする。

しかし、圧倒的に時間が足りなかった。

リーディングはマークシートを塗れなかった=たどり着けなかった問題が25問ほど残った。

満足感もあり、くやしさもあり。
試験が終了して解答用紙を回収されるまでの間に、
リスニング全般の能力と、リーディングのスピードが課題だと認識。


でもまぁ、その後のビールはおいしかったですよ!

TOEICチャレンジ!!

英語が話せるようになりたい!

いつまでたっても世の中に英語教材のCMが出回っているのは
多くの人が英語が話せるようになりたいという願望を持っているし
しかし多くの教材では効果がなかなかわからないものだからではないだろうか。

私は、英語の苦手意識は、たぶん、ある。
でも英語は好きだ。
だからこそコンプレックスがあったのだ。

そんな私の元へ、「石井さん、TOEICやろう!」と声がかかった。

4nessコーピング講座でお世話になっている城ノ石ゆかりさんが
これ↓で
50歳女の我がままな挑戦 | 「想いを叶えるチャレンジを通して毎日を楽しむ力がつく」それがマインドタフネス!心の筋トレブログ。毎週火・金更新。
今年の上半期はダイエットチャレンジをしていたのだが、
下半期はTOEICだ、一緒にやろう!とおっしゃるわけなのだ。

TOEICは、大学4年のとき(20年前!)になんとなく受けてみたっきり。
当時は530だったか630だったか。たぶん低い方の530。
さらに大学院の入試では英語が全然できなくて、面接時にズタボロに言われたのを覚えているw

しかしちょこちょこと海外にも出るようになって、
旅行程度ならなんとかなるようになってきているのも事実。
自分の英語力の指標としてTOEICをもう一度受けてみるのも悪くないと考え、このチャレンジに乗ることにした。
一人でやるより、グループでお互いにモチベーションを維持しながらやるほうがなんとかなりそうだし。

で、グループでのミーティング。


みんなも一緒にやってみよう!-TOEICチャレンジなう

「英語が上達したら何をしたい?」
という問いに、私は具体的な目標を出すことができなかった。
なんとなく現状より良くなったらいいなー程度のモチベーション。

映画を字幕なしで見たいとも思わないし(そもそもそんなに映画を見ないし)
外国人と話したいというのも既にある程度は実現している。

ビジネスに役に立ったり?すればいいかな?
ぐらいのあやふやな目的意識。

ミーティングの中では200点アップを目標にすることが決まり、
ハードルの高さを感じる。
とりあえずハードルを下げるための材料を探すことにした。

(つづく)