10分トーク『Nacky × DJ TECHNORCH – 頭の悪いパナシ』の22回目です。
●今日は欧米コンプレックスの話
●国外から先進国の「良い所」だけ入ってくる
●不況になると「日本のここがスゴイ」という番組が凄く増える【欧米コンプレックスの二段階思想】
●イギリスに住んでる人
自国のカッコイイ音楽 ← イギリス人
●日本に住んでいる一部の人
きっとその先にあるはずの本物のハードコア(想像) ← 日本人のハードコア ← 私達
聞き返すと何を言いたかったのか、よくわからないぐらいに話が飛んでますけれども、
大きく言いたかったことは「得られた情報で思い込みが決まるんだな」ってことです。たぶん。
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「東南アジア諸国は開発途上国で遅れている」のは、確かに昔は教科書にも書いてあるし
テレビでもニュースでもそんな感じでしたが、
2010年代、世界と同じように世の中は進んでいます。
上記は2013年8月の様子。
日本にいると、切り取られた一面しか見えないので、思い込みができちゃうのも仕方ないのですが、
行こうと思えば行ける現代、
さらにインターネットで現地の情報も発信されている今、
少ない情報から得る思い込みというのは、だんだん無くなって来ているのかもしれません。
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「思い込み」っていうとネガティブなワードかもしれませんが、
「憧れ」もまた思い込みなんですよね。
そういった熱い想いが新しいモノを作っていく原動力にもなりますし、
なんというか、うまく自分を誘導してくれる情報を周りに置いておけば、
行きたい方向に行けるんじゃないですかねぇ…
理想の音楽があっちにあるんだ!(思い込み)
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あっちの情報を得ながら、想像しながら努力
↓
なんか、どっかで、花火がはじける
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最近の外国人観光客が日本のオタクカルチャーとかに憧れて色々やるのも、
こういう構図かもしれませんね。
別に正当性とかホンモノとかは置いておいて、
そこで生きている現在のリアルさが、最高に楽しいと思います。
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ある程度の文脈的知識を手に入れる
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空想する
↓
具現化する
だから、楽しいな、好きだなーと思ったものは、好きでいていいんです。
いつか、花が開いちゃうから。
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でもまぁ、言語は話せた方がいいですよね。
言葉を理解するというのは文化を理解することなんだなぁというのは、
外に出れば出るほど実感します。