頭の悪いパナシ 52 – カウンセリングとコーチング

10分トーク『Nacky × DJ TECHNORCH – 頭の悪いパナシ』の52回目です。

●炎上して批判:賞賛=9900:100に陥った時、人は「まだ100人も仲間がいる…!」と考えられる
●それはポジティヴ・シンキングではなく、「すがっている」病的な状態
●ネガポジを±0まで持っていくのがカウンセリング、+から先はコーチング
●物凄いマイナスの時は人は同情してもらいたいもの、しかしそこから先は…
●不倫をしても速攻で復帰する芸能人と、年単位で隠居せざるを得ない芸能人の差は何か
●というかDJ TECHNORCHさん随分TV観てますねぇ…
●漫画家さんが執筆中に音楽を聴くようなことを本当はしたいけど
→アニメも映画も諦めて作曲中にワイドショウ観てる(テロップ量が凄いから)
●そんなことよりもTVにスマホの縦写真・縦動画が出て来ることが気になる
●縦派と横派がどっちも多数派と言えないほど多いので縦か横か流れると必ずどちらかが不自由してる

キャラクターアニメーション : ガしガし

なんの話かと思ったら松居一代の話なんですね。会話の最中は確信が持てなかったw
出張先のホテルの食道のテレビでちらっと見たけど、YouTubeそのものは見てなかったなぁ。
(なんか時間の無駄っぽいし見ませんけど)

これを書いてる時点でこんな感じ。圧倒的なサムズダウン数w

不祥事の芸能人が全然出てこないのは、同じポジションが他の誰かに替わられた、
すなわち「その人じゃ無きゃダメ」ってことはなかったってことなのかなぁと思います。
芸能界でも「かわりはいくらでもいる」んだな。

そもそも情報過多な時代に、どっかで芸能人が出てこようが消えようが、
関係なく生きてられますもんね。

共通のテレビ番組を見てないと翌日学校で話題において行かれるとか、
昔ほどではなくなったんじゃないかなぁ。

写真とか、動画を、最終的にChromecastでテレビ画面で見ることが多いので
なるべく横にして撮ってます。
なんか縦だとblogとかでも見づらい感じがあるんだよなぁ

今朝(8/29)も北朝鮮がミサイルを発射した話からテレビはそれ一色でしたけども
なんというか、情報が一周するとあとは繰り返しの放送なんですよね、NHKでも。
CNNはちょっとだけ扱ったようですが、その後はハリケーン被害の話ばっかりでした。
bloombergは為替に影響があるからか、扱ってました。

しかし、ほっとくと自分がテレビにはりついちゃいそうで、
意図的に消しました。
自分の時間はテレビを見るためにあるんじゃないからね!

頭の悪いパナシ 51 – 叩きようのない相手

10分トーク『Nacky × DJ TECHNORCH – 頭の悪いパナシ』の51回目です。

●AIの提言がほぼ「お告げ」に聞こえるお話
●AIによる「40代の一人暮らしが日本を滅ぼす」という提言をみんなで考えるというNHKの番組
●AIが言うから「検討してみよう」となるけど…
→もし「東大**教授」の提言だったら冷静に議論できるだろうか
→逆に「AIの提言」ならNHKはかなり踏み込んだテーマでも議題にできる
●「AIの提言」は「何を言うかよりも誰が言うか」の究極系
●NHKは番組内で「AIの提言」=「お告げ」と表現、たしかにお告げにはクレームはできない
●「誰か」の意見を、みんなでぶっ倒す。だと議論にならない。
●AIは誰がどれだけ感情的に批判しても、痛いとも辛いとも言わない。
→それは客観的な議論を導くのか?
●有名論者同士のツイート議論に感銘を受けた第三者がそれをトゥギャることと
→論者本人がその議論をトゥギャることでは、読み手の感情は大分違う(仮に内容が同じでも)
●Twitter上の熱い熱い議論で「なるほどその通りですね、私が間違えていました。今後は考え方を改めます。」と終えたのを見たことがない
●議論の提言者がチヤホヤされていると、意味もなくイラッとしてしまうことは誰にでも少しはある
→「宝くじに当たった人がその後どんな大変な目にあったか」という告白に目くじらを立てる人は前者よりかなり少なそう
●見てる人がなんだか「やられた感じ」になる議論と、「他人が勝手に落ちていった」ように見える議論。結局は相対性
●そういった議論に対する「相対的な感情」がほとんどなくなる提言者=AI
●NHKは番組内で40代独身がなぜ日本をほろぼすのか、AIが示すその相関関係について「わからない」と断言=ブラックボックス
●なぜそういう結論が出るのかわからないけれど一定の信頼のあるブラックボックス=お告げ
●卑弥呼=AI説
●政(まつりごと)がお告げで決まった時代の政治家達の引責辞任は
●「社名に.comと付ければ銀行が金を貸してくれるのだよ!」時代の再来、「AI」を導入しよう!
●ブラックボックスである個々のAIを「A/AA/AAA」で評価する信頼度格付け会社も立ち上げよう
●でもそれはやっぱり人間が決めているだけだから、お告げの方を信じよう…

キャラクターアニメーション : ガしガし

なんでしょうね、議論って、相手の意見を潰すためにあるんでしょうかねw
叩きようのないところ(AIのお告げ)から議題だけ降ってきたら、それがいくらかマシになるという。

例えば、大嫌いな人がいたとして、その人がまともなことを言っていたとして
素直に賛同できるのか、自分の考えをねじ曲げてまで叩きに回るのか。

まぁ、素直にありたいものです…

お告げとか、神の預言だとか、それで一喜一憂するのもいいんですが、
それで人間が何もしなくなるのも考え物ですよね。
少なくとも同じ人間が言ってしまうと叩きにいっちゃったりするんだもん。

もうちょっと宗教社会学かじっておけばよかったなぁと今さら思います。

頭の悪いパナシ 50 – 過去作を見返して自分の成長を知ろう

10分トーク『Nacky × DJ TECHNORCH – 頭の悪いパナシ』の50回目です。

●学生時代に見ていた映画・漫画・音楽と、今同じものを見直した時の受け取る情報量の違いに驚愕
●学生時代に見ていたジブリ(ここではもののけ姫と千と千尋)も解釈がずいぶん変わる
訂正 ※ここで「おにひじん?」と言っていた人は「犬神人(いぬじにん:非人の一種)」でした、訂正
●ほとんど全ての登場人物が被差別民(石火矢衆が犬神人そのものの姿で登場、エボシ御前=白拍子=高級娼婦かつ巫女)のもののけ姫と、舞台が全面的に売春宿・湯女で構成される千と千尋の神隠し
●年をとると「ガンダム」の見え方が変わる。別の人間の立場を考える
●年をとって観ると「崖の上のポニョ」が余計に意味がわからなくなった…
●子供の頃に読む空想科学読本と大人になって読む空想科学読本
●大人になると解釈の自由度が大幅に広がる(その代わり視野の狭い直線的感動は減る)
●Nackyさんはお父さんとしてプリキュアの映画をどう観てるんですか?
●一部の子供向け映画、はたして子供にこれは理解できるのか?という部分がある
●子供が「大人ってこうだよなパート」を観るとどう思うのか?
●HIKAKINは子供が背伸びできる限界ギリギリの一歩先で調整されている(あと多分子供に悪影響なことを言わない)
●常に入れ替わり続ける子供向けコンテンツの変化の有無
●70歳になってからもう一度EVANGELIONを観てみよう!

※柳田理科雄 / 空想科学読本 (2017) https://www.amazon.co.jp/dp/404102627X/

この回、前半は作品を見た人の視点で勢いよく語っちゃってるので
なんか話が合ってない感じがありますね。

2:30ぐらいで私が別のアニメ映画を思い出しかけて思い出せなかったのは、
結局思い出せてないのです…高橋留美子モノだったような、そうでもないような。
学生の頃にたまたまテレビでやってた感じなので、わからん…

空想科学読本ってシリーズ化して続いてたんですねぇ。
うちの子が祖母からプレゼントされて熱心に読んでて知りましたw

プリキュアとかの子供向け映画を大人が見ることについては

子ども向けと思ってたけどふつーにおもしろかった アツかった
(あの娘にキスと白百合を(5))

これにつきる。

ただ、大人の私が感動で涙してるポイントでふと子どもに目をやると
「ふーん」
って感じで見てるんですよね。

やっぱり小さいうちは戦闘シーンとか動くのを見てるのが楽しいのかなぁ。

コロコロの件はこちらの記事を参照。
出版不況なのに、『コロコロコミック』が80万部も売れているヒミツ (1/6) – ITmedia ビジネスオンライン

頭の悪いパナシ 49 – 自分の可能性を手放せば

10分トーク『Nacky × DJ TECHNORCH – 頭の悪いパナシ』の49回目です。

●DJ TECHNORCH、7年間音楽理論の学校に通い続けた結果、ついに音楽理論の才能がないことに気がつく
●担当の先生がDJ TECHNORCHには中田ヤスタカの耳コピを「まだ難しい」と説き伏せるが、他の一般生徒には数ヶ月目に「とりあえず中田ヤスタカレベルから始めようか」と言っていた
●コード理論習い始め三ヶ月の生徒さんとすら新着に距離を感じる
●コード理論をならって名曲のコードの仕組みを分析してもDJ TECHNORCHは「で?」意外の感想がでない
●コード理論の一般生徒さん達は仕組みを覚えると自分のやりたいコード進行を喜び勇んで組み立てるのにDJ TECHNORCHの場合はそもそも「したいことがない」
●英文法は分かるが、そもそも英語で伝えたいことが一切無い状態
●いっそもうサイコロを振ってつくるようなタイプの作り方でやってみたら
●思いっきり情動一杯のメロディー・コードで作りたいのに、という思いが気づきを7年間遅らせた
●Nacky「(音楽理論を)まだ、頑張ってたんだ」
●リスナーの皆様のDJ TECHNORCHに対する最頻出の感想「敢えて鳴らしてる不協和音がカッコイイ!」
●DJ TECHNORCH「全部バッチリ協和しているつもりなのに!(;‘д‘)」
●7年かかって、自分ができないことに気づけて良かった
●音楽理論と関係ない曲なら今鳴っているこの動画のBGMとか15分で出来ちゃうのに

ここまでの49回中、もっとも声がデカい回だと思いますw

自分ができないことを認めるってとても勇気のいることだと思います。
でも認めてしまえばやることが減ってかえってやりやすくなるというか、
つまりは「選択と集中」ですね。

でも、人間、自分はもっといろんなことができる!って思うじゃないですか。
思いたいじゃないですか。
可能性の獣なんですよ!(言いたいだけ

「手放す」
これ、とても好きなんです。
なかなかできないからこそ、好きなんです。
自分でなんでもやろうとせずに、他人に任せたり、そもそも諦めたり。
その分、自分の本当にやりたいこと、やるべきことに集中しようよ、と。

頭の悪いパナシ 48 – ゲームが人類の可能性を拓く? #AgentOlympiad #Ingress

10分トーク『Nacky × DJ TECHNORCH – 頭の悪いパナシ』の48回目です。

●位置情報ゲーム「Ingress」のお話
●閉園後の富士急ハイランド(貸切)で園内のみのIngress場所取り合戦イベントに参加
●30対30 4時間の最先端鬼ごっこ
●基本的にスムーズにいったけど(笑)
●当日は普段のIngressと違って限定的な連絡しかとれないようになっているのに
●なぜか遠くにいる人達タイミングのあった行動が起きる
●顕在意識と潜在意識とか、集合的無意識、シェルドレイクの仮説とかつい考えちゃう
●サインを取り合っていない多人数で一斉に「スイッチ」が切り替わる?
●これは超限定的なシチュエーションを作らないと中々起きないし、ちょっと証拠はとれそうにないかも

ようやく話題に出しましたIngressですが、
まぁ、そんなゲームの中でもいろいろ考えちゃったという話です。

Ingress関係なく、夜の富士急ハイランドってだけでワクワクしました。

リサとガスパール

艦これコラボ中でしたので瑞雲など

iPhoneを与えられ、自分のスマホは取り上げられ(この後、袋に入れて封印)

Ingressには一応ストーリーがあり、
プレーヤーは「エージェント」を演じる、ロールプレイするわけです。

当時の様子はニコ生で放送されました。
プレミアム会員は無期限に見られるようです。
【Ingress】#AgentOlympiad – JUN.24.2017(日本語版 – Japanese) – 2017/06/24 20:00開始 – ニコニコ生放送

ストーリー上の人物、司アキラ少佐(白衣の研究者)による発表。
Enlightenedが勝利、うしろの観覧車が緑色に光りました。

ユングの集合的無意識と、シェルドレイクの仮説についてはWikipediaに投げっぱなしにしておきます。

集合的無意識 – Wikipedia

シェルドレイクの仮説 – Wikipedia

あと、
集合的無意識から解決に向けた相互作用を伴った動きみたいな感覚は、
U理論に通じるモノがあると思います。

U理論とは | U理論の普及と実践の機会を - 【PICJ】プレゼンシングインスティチュートコミュニティージャパン

実生活でもそうですが、ロールプレイの良いところは、
シチュエーションを限定することで、
あるいはリアルから切り離すことで、
自由な新しい発想や可能性を試せるところだと思います。

そこで得た能力を、今度は実生活に戻して応用することで
人間が成長できたりするんじゃないのかなーと。

トーク中にはスイッチが入るという表現をしましたが、
チームスポーツで「ゾーンに入る」みたいな表現をされる領域と近いか同じかで、
そういう体験を、ゲームとしてできるということは、
今後とても有用な方向に行く可能性があると思います。VRもあるしね。