10分トーク『Nacky × DJ TECHNORCH – 頭の悪いパナシ』の58回目です。
●中国には組織的にイイねを押しまくる仕事がある
●新人アイドルへファンが「実力不相応でみすぼらしい」と気を使って組織的にフォローしてくれる話
●一番有名な格ゲープロゲーマーと出始めのYoutuberのフォロワー数が同じ
●強めの言論に対する「で?誰?」という反論には「有名じゃない人の意見は…」という言外の…
●フェイクニュースを判断する際、発信者のイイねとフォロワー数は決してバカにできない要素
※フォロ爆は正確には「フォロワー爆撃」だそうです
キャラクターアニメーション:ガしガし
これは改めて振り返ると、私も日常よくやりがちな「頭の悪い」ことなんですが
フォロワー数という単なる数字の「事実」に「思い込みで」勝手に意味をつけてしまう
という行為ですよね。
しかも、ほかの人もたぶん同じように考えてるよね、と「思い込みで」勝手に共通化している。
世の中のスタンダードを自分が決めちゃってる瞬間です。
もちろん、ある程度は当たっているんでしょうけど、
所詮は単なる事実の数字
なんですよ。
一喜一憂するぐらいならほっとけばいいのに、
でも、気になる、そのために行動しちゃうw
—
その効能の1つとしては、やはり「行動を起こす原動力になる」ことがある、ということでしょうか。
何か数字を伸ばすためにがんばったり、しますよね。
経済的合理性で見て見合わなくても、やりたくなっちゃったから、やる。
これはこれで人間的で楽しいことだと思うんです。
しかし反対に、デメリットとしては、達成できなかった時のがっかり感もあります。
目標に縛られて我を失う、みたいな感じ。
だから、楽しいな、と思うならやればいいし、
つらいな、と思うならやめればいいんじゃないかと思うんですね。
—
あと、他の人がなんだか無駄なことやってるなぁーと思っても、
本人が楽しくやってるなら、許容してあげればいいと思います。
ああ、フォロワー数で戦闘力が決まってる人たちもいるんだなぁ、って
眺めてればいい。
—
それにしても、人々は情報の発信者に権威を求めがちですよね。
立場のある人の声はなんか響く「気がする」し、
マスメディアに出てくる人、有名人はすごいことを言ってる「気がする」し。
マスメディアは、人気や視聴率を含め、そういう権威を勝手に作ってくれる装置だった気がしますが、
インターネット、SNSにおいても何かしらそういう「数字」を追い求めてしまうんですかねぇ。
☝( ◠‿◠ )☝ 「たったの45EXPか…ザコめ…」