10分トーク『Nacky × DJ TECHNORCH – 頭の悪いパナシ』の64回目です。
●今より治安が悪いはずの昭和は、なぜネジ回し錠で十分だったのか?
●実家の父は言う、「昔の方が治安がよかった」
●しかし統計の犯罪合計数とまるで噛み合わない(平成よりも犯罪数が多い)
●では何故、商店街の人々は鍵をかけないのか、あんな「ねじ回し錠」で生活できたのか
●老人は言う「犯罪が起きたのは外の世界の話だ、内は安全だった」
●彼らの言う「内と外」とはなんなのか
キャラクターアニメーション:ガしガし
犯罪があることを知ると怖くなる。
なければ怖がることもない?
知らない人が混ざると治安が悪くなる。
だったら入れなければ良い?
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世の中にはこんなに悪人たちがいるんですよ!とメディアに煽られて
その不安を抱えたまま怖がって生きているのは、なんだか嫌ですねぇ。
もちろん知らないより知っていた方がいいのかもしれませんが、
きちんと解釈して、余裕を持って生きていたいです。
だから、何か事件があったとしても、起こった事実は受け止めるとして、
ひたすら不安がる人たちと同化することはないと思います。
ワイドショーの適当なコメントとか、そう思います。
これ、犯罪事件じゃなくて政治でもそうかもね。
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GIGOという言葉があります。
Garbage In, Garbage Out.
ゴミを入れればゴミが出てくる、というコンピューター用語なんですが
私たちの頭に日々入ってくる情報もまたそんな感じかもしれません。
まぁ、じゃぁためになる話を取り入れれば良いのかというとそうでもなくて
Knowledge In, Bullshit Out.
知識を入れれば戯言が出てくる(えらそうに!)、という用法もあるようでw
結局、情報の取捨選択、遮断コントロール、そして心構え次第なんですかね。
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治安の話に戻すと、時代とともに情報が行き交うようになり、
人の出入りも激しくなってきたことは事実ですんで、
コントロールの効かない領域が増えてきたことが「不安」の種でしょう。
あと、過去は美化されるという面もあります。
でも、時代は変化していってるんだから、「昔は良かった」だけじゃなくて
何がどう良かったのか分析して、今後に活かす方が建設的ですね。