TEDトーク、スーパープレゼンテーション

昨年冬のある日、たまたまEテレの「スーパープレゼンテーション」の再放送を見ました。ぐっと引き寄せられた私はすぐさまレコーダーに毎週録画を設定しました。
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そこで私はTEDという存在を知りました。

周辺の人にTEDと言うと3つの反応に分かれます。今回意図しているプレゼンテーションの場のTEDを思い浮かべる人、クマのぬいぐるみの映画という人、なんだかわらかない人。周辺に前者が多いのならあなたの周りは意識が高いのかもしれません。

伝える技術自体もすごいのですが、まず注目させられたのは、「アイディア」です。
登壇者はとにかく世界を良くしたい、みんなのためになる、こうなればいい、といった問題意識とそれに対するアイディアを持っています。
そしてアイディアは広がらなければ実行されないことを知っているからこそ、広がるためのプレゼンテーションをするわけです。

ここでちょっとした落とし穴があります。私が仕事や日常を通じて感じたことですが、TEDのような素晴らしいプレゼンテーションを見てしまうと、その技術や手法にあこがれて、アイディアなしに何かプレゼン的なことをやりたくなってしまう人が結構います。
先に、問題意識・アイディア…つまりテーマの設定が重要になるわけです。

そんな中、ふと本屋に寄ったらTEDの本が出ていました。
TEDトーク 世界最高のプレゼン術
」です。
2013-09-17 10.10.22

目次だけを見ても

2章「トピックを選ぶ」
3章「キャッチフレーズを作る」

と、やはり実際のプレゼンの場の前に、テーマとその話し方の素が大事なことがわかります。

3章のキャッチフレーズについては、訳者あとがきにもある通り英語を元にした話なので日本語だと難しいかもしれませんが、日本語にも代替の手段があります。このへんは「人を動かす、新たな3原則
」に書いてある内容(「ピッチ」について)が役に立つかもしれません。

とはいえ、じゃぁテーマがしっかり決まらないうちはプレゼンしても仕方がないのかというと、そうではないと思います。
プレゼン技術が向上することで、自分の問題意識センサーも研ぎ澄まされるのではないでしょうか。
片方が動けばもう片方も自然と動くものです。一番よくないのはどちらにも動かないことですね。

で、どうせ動くなら実践の場も欲しいな、と思い始めてきたりして。
プレゼン研鑽の場でも作ろうかな…


プレゼンツールPreziが面白い

今年2月から日本語化されたPreziですが,面白かったので,少しずつ使い始めています。

4/21に行ったアニソンDJでもスクラッチがしたい!!でのプレゼン↓(時間はそんなにかかってないです)

ブラウザでもデスクトップ版ソフトでも使えます。
自分はデスクトップ版を購読して使っています。

Prezi(プレジ)の日本語紹介 by Japan Prezi on Prezi

↑この規模のプレゼンに辿り着くまで結構かかりそうではありますが…(^^;

友人紹介キャンペーンで3ヶ月無料というのもあるようです。

写真撮影時のピース

(良い悪いの話じゃなくて,)写真を撮られるときにピースサインを出しちゃう人は多いと思います。
久々に人のblogやfacebookページを見てみたら写真がピースだらけだったりして,安定感があったりもします。

自分は子供の頃は流行もあって(?)出してた気もしないではないんですが,いつからかぱったりと出してないです。
なんかそのへんが引っかかったのでざーっと見てみる。

指でつくるピースマークの由来 | その他(ライフ)のQ&A【OKWave】
WWL : 海外の反応 : 日本人は何で写真撮るときピースサインするの? 海外の反応
ピースサイン – Wikipedia

平和・勝利じゃない意味で,単純に写真撮影時に出しちゃうのは日本だけみたいですね。
んでもって国によっては意味が変わってくるから気をつけろよ,と。
ストリートギャングの挑発サインって意味もあるんですねー。

あれ,じゃぁblogで見かけたあのピースサインは「くたばっちまえ!」だったのかな…(深読みしすぎ

それとは別に,心理学的な側面から,撮られる際の照れ隠しみたいな意見もあるようです。

なぜカメラを向けるとVサインしてしまうのか? :: カラー&心理でシビレルようなHAPPYライフ!|yaplog!(ヤプログ!)byGMO

しかし完全に習慣化してしまうと,それはそれでそういうものでいいかーという気もしなくもなく

写真を撮るとき、なぜ誰もがバカの一つ覚えのようにピースサインをするのですか? – Yahoo!知恵袋

回答者たちが広く文化として捉えていて面白いですねー。

Re:(response) 10周年だって

今でこそネットでストリーミングをするようなイベントは珍しくありませんが、10年前に既にそれをやっていた連中が居ました。
当時はストリーミング黎明期でしたし、さらにそこにインタラクティブ性を求める試みも珍しかったですし、ついでにそれがクラブ空間とごっちゃまぜになって、ネット・チャットの空間がメインなのかリアルのフロアがメインなのかわからなくなるような不思議な雰囲気が楽しかった、そんなイベントになっておりました。

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↑PCDJじゃないのにこのディスプレイの多さ。ストリーミングとチャットのモニタです。

で、そのイベントが10周年で1回限りの復活ということで宣伝コピペを貼ろう。

【宣伝】茶箱10周年を記念して、伝説のイベント「Response」が5/25に一日限りの大復活!!なんと、恒例のチャレンジャーDJ枠もご用意。募集要項は追ってtweetするよ!過去のゲスト経験など一切考慮されないガチmix選考。腕に自信あるDJはタンテ磨いてお待ちあれ!

【DJ募集】5/25 Re:Responseでは恒例のチャレンジャーDJを大募集!審査員も誰のDJかわからないという完全盲検で審査!!専用アップローダーはこちら→http://t.co/ZAXE1UIwE3!締め切りは5/13 12:00!

【宣伝】「Re:Response」5/25 14:00〜 in早稲田 Sabaco。DJs :Quatra330、DJ U、Nacky、LZD、hummer2.0 and Challenger DJ!! 10年前のあの日を、あなたにResponse。

YouTubeが登場しニコニコ動画も出てきてUstreamが一般化して、技術自体は「あって当たり前」のものになりましたが、ネットとリアル空間それぞれのあり方とか、空気感、インタラクティブ性?みたいなものは、今はどうなっちゃったんでしょうねぇ。

もう1回、なんか、アレな世界の狭間を、のぞき込みたいなぁ。

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