MINI Phone 2を買った

秋葉原をぷらぷらしてたら、あきばお~店頭でMINI Phone 2なるものを発見。
そういえばどこかのIT系メディアでこんなの扱ってたなぁと箱を見てみると、どうやらBluetoothのヘッドセット(じゃなくてハンドセットか)という扱いらしい。

実は今、通話用に持っているXperia X Compactのマイクが死んでまして、BTヘッドセットがないと通話できない状態だったのです。修理するにも1万円オーバーだろうし、そんなに頻繁に電話しないし、ちょっと使ってみようかと。1,600円だし。

充電はmicro USB。USB Type-Cが良かったなぁと思うけど、まぁまだまだだよね。

SIM1、SIM2の文字が見えます。どうやらシートでパターンを覆っているけど、そこにSIMスロットがつく基板だったのでしょう。

ペアリングして通話してみました。使えます。確かにハンドセットだわ。
まだ便利に使っている実感はありません。なんせ通話しないし電話もかかってこないからなー

満充電から1時間でバッテリー表示が1つ減ってしまいましたが、その後8時間経っても表示はそのままです。1日保つならかなり実用的かもしれない。

■追記
飛行機に乗ってた2時間弱は電源を切っていましたが、26時間経ってまだ表示は変わらず4/5。まともに待ち受けに使えるようです?
いや、電池の残量表示がおかしいだけかもしませんけど。

■追記2
約45時間後、電源が切れました。待ち受けだけならそれぐらい保つということですね。充電はフルになるまで1.5時間ぐらいのようです。

何分なら知らない人のYouTube動画でも見る気になる?

既に知っているチャンネルや配信者だったら長くても見るとは思いますが、ちょっと興味あるんだけどこの人知らないし~、みたいな動画、何分だったら見る気になりますかね?

毎日テトリス99の動画は撮ってるんですが、全部やると20分超えもザラなので、さすがに見る気が起きないよなーと思って、前半をカットしてみましたがそれでも10分になっちゃいました。

実際、自分が他の動画を見るときも、3分、5分、10分、といったあたりは見る見ないの基準になっている気がします。
あと導入が長いやつはダメだな、最初に掴んでないと最後まで見られない。(書いてて自分に刺さる。反省)

昔はマリオも悪役だった

ドンキーコングJr.でしょ?知ってるよ!
という方は閉じていただいて結構です。

娘にテトリス以外のゲームで動画を撮れと言われた結果がコレね。
初!顔出しゲーミング!(自宅だと背景がアレでできないw)

ドンキーコング、ドンキーコングJr.、テニス、マリオブラザーズ、レッキングクルーをプレイしております。

これと平行して毎日(毎朝)テトリス99もやっております…

PSQL Windows ODBC Linux SQL 接続

要約:
DB MagicのBtrieveファイルをPSQLを介して、LinuxのPHPからODBC経由で読み書きできる
なかなか苦労したので、こんなことやる人少ないだろうけど、記しておく

前置き

DOS時代から聞いたことがあったBtrieveというファイル内DBの仕組み。固定長データベースですからなかなかとっつきにくいし、Windows時代になって長いこと過ぎて、既に使われていないのでは…と思ったら結構あるもんですね。DB Magic(UniPaaSを経て今はMagic XPA)で採用されてるからかな。

で、そのBtrieveファイルをもとにSQLとして扱える仕組みが提供されており、だったらPHPからBtrieve読み書きできたりしちゃうんじゃないのーということで、そういう話が始まりまして、結構苦労したので記します。日本語のソースもあんまりなかったし。

Btrieveを使ったDBMSとしてActian PSQLというのがあります(以前はPervasive PSQLでした)。このPSQLエンジンがあれば、バックエンドはBtrieveですが、SQLを使って問い合わせができます。
そしてさらにPSQLはODBCインターフェースを提供しているので、Windowsはもちろん、LinuxでもODBCドライバが存在しています。

ということでWindows側でBtrieve、PSQL、ODBC、Linux側でPSQLドライバ、unixODBC、php-odbcと重ねていくことで、PHPからWindows上のPSQLエンジンを利用することができるわけです。

Windows側の準備

Actian PSQLをセットアップすると大体入ってます。Magic XPA付属のPSQLでも入ってました。適当にBtrieveファイルをもとにPSQLが利用できるようです。

Btrieveデータファイルだけがある状態ではSQLは利用できません。
PSQL Control Centerから「データベースの作成」を行い、データパスにBtrieveデータがあるフォルダを指定してやります。
さらにPSQL DDF Builderを起動し、作ったデータベースのデータパス内から使用するデータファイルを探し出します。そこで右クリック「テーブル定義の作成」です。

Btrieveファイルは固定長データベースですが、デリミタがありませんので、あらかじめ「Xバイト目からはYというフィールドで型がINTEGERだから4バイトです」という定義が必要なのです。データファイルがあるだけではPSQLはこれを知りませんので、定義を別途作ってPSQLに読ませます。この作業をするのがDDF Builderです。きっとData Definition Fileかなんかの略です。

DDFができたらPSQL上でテーブルが扱えるようになっています。初回開くとインデックスが作成されたりしてRDBMSっぽいです。スキーマをエクスポートしておくと、他の環境にデータファイルを持っていった際にDDFをインポートするだけで動くようになります。
ちなみにスキーマの頭には CREATE TABLE “hoge” USING “hoge.dat” なんて書かれていて、ああファイルに対するテーブル定義なんだなぁと確認できます。

WindowsのODBCデータソースからPervasive ODBC Unicode Interfaceなんかのドライバを使ってDSNを作れます。フリーソフトのcse(Common SQL Environment)などで接続すると、DB内にDDFで定義されたテーブルが存在しているように見えるのがわかります。

PSQLはTCPポート1583で動くらしいので、他のマシンからアクセスさせるためにファイヤウォールの解除をしておきます。いまどきはポート指定じゃなくてPSQLエンジンのプログラムを指定したほうがいいんだろうけど、やってないからわかりません。

Linux側の準備

今回はCentOS8上でApache+php-fpmを用意してましたのでこれでやります。
CentOS8上にあるApache2.4はmod_phpじゃなくてphp-fpmを使うようになってますのでそのへんセットアップしておきます。
Apache2.4はデフォルトで全体がdenyされているのではじめてセットアップするとforbiddenの嵐で大抵ハマります。

とりあえずパッケージとして php-odbc unixODBC あと使う人は php-pdo 他使うモノを入れておきます。

Linux用のPSQL Clientをダウンロードしてきます。
PSQL v12 SP1 インストール用ファイル(ダウンロード情報)
64bit Linux rpmをインストールします。あっさり終わりますが、環境設定は自前でやる必要があります。

psqlユーザーが作られているので、~psql/.bashrc に書いてある環境変数をコピーしておけばrootでも動きます。なんかごちゃごちゃ書いてありますが、元のPATHが消えたりしてて困るので必要そうな部分だけコピーして書き直します。

export PVSW_ROOT=/usr/local/psql
export PATH=$PVSW_ROOT/bin:$PATH
export LD_LIBRARY_PATH=$PVSW_ROOT/lib64:$PVSW_ROOT/bin:$LD_LIBRARY_PATH
export MANPATH=$PVSW_ROOT/man:$MANPATH
export BREQ=$PVSW_ROOT/lib
export LD_BIND_NOW=1

PSQL ClientにDSN追加を命じます(内部的に何をしているのかわからんけど、少なくともodbc.iniファイルを置くだけではダメなのでコマンド実行は必須のようです)
# dsnadd -dsn=MYDSNNAME -db=DBNAME -host=WindowsHostIP
/usr/local/psql/etc/odbc.ini が作成されるので、これを /etc/odbc.ini に追記しておきます。
また /usr/local/psql/etc/odbcinst.ini を同様に /etc/odbcinst.ini に追記しておきます。

お気づきかもしれませんが、PSQL関連の環境変数がないとPSQL ClientおよびODBCドライバは動作しません。なのでphp-fpmに環境変数を渡す必要があります。
CentOS8ではphp-fpmはsystemd経由で動いてますので、 /etc/systemd/system/php-fpm.service.d/ の中に pvsw.conf とでもファイルを作成して、環境変数を渡してやります。

[Service]
Environment=LD_LIBRARY_PATH=/usr/local/psql/lib64:/usr/local/psql/bin:/usr/lib Environment=PATH=/usr/local/psql/bin:/bin:/usr/bin:/usr/local/sbin:/usr/local/bin:/sbin:/usr/sbin:/root/bin
Environment=PVSW_ROOT=/usr/local/psql
Environment=BREQ=/usr/local/psql/lib

設定ファイルの変更ということになるので
# systemctl daemon-reload
# systemctl php-fpm reload
しておきます。

ここまでで準備完了です。適当にコードを書いて走らせてテストしましょう。

$conn = odbc_connect('MYDSNNAME', '', ''); // user/passは空で良い
$odbc_q = odbc_exec($conn, "SELECT * FROM sometable;");
$odbc_r = odbc_fetch_array($odbc_q);

なお、Windows側は文字コードがsjisですので、SQL文は適宜mb_convert_encodingなどしてやる必要があります。文字コードが適切なら日本語カラム名もクォート等なしで通るようです。

CentOS8にはOpenDKIMがないのでEPEL7から拝借

愕然。しかもググっても日本語情報がない。
このためだけにCentOS7に入れ直そうかと思っちゃった。

CentOS8になってsendmailが削除されたのだが(もともとpostfix推奨)、OpenDKIMはsendmail-develに含まれるmilter関係のコードが必須で、それも削除されちゃってるもんだから無いという理屈のようです。英語の掲示板ではOpenDKIMをソースから構築しようにもsendmail-develがねぇじゃんという書き込みがありました。

ならばOpenDKIMが含まれるCentOS7用のEPELから入れればいいじゃないかというので実施。
CentOS 8: Not Ready for Prime Time Mail Server for Us!

※CentOS8ですがまだ慣れてないのでyum使ってます
# yum remove epel-release
↑8.xが削除される
# yum install https://download-ib01.fedoraproject.org/pub/epel/epel-release-latest-7.noarch.rpm
↑7用EPELを導入
# yum install opendkim
↑OpenDKIMを導入
# yum remove epel-release
↑7.xが削除される
# yum install epel-release
↑再度8用EPELを導入

警告も出るのでこれがそのまま使えるとは限りませんが、とりあえずOpenDKIM設定して起動はできたし署名もつきました。

ちょっと他のサーバーでは使いづらいな…