sshに入れなくなった?鍵ファイルの最後の改行

しばらくぶりにsshで繋ごうとしたら入れないサーバーがあるというので見てみました。
認証はRSAまたはED25519の鍵ファイル。
windows10上のpowershellからsshで試します。
私の鍵では入れたが、たしかにその人(useraaaとします)の鍵では入れない。

サーバー上でuseraaaがssh localhostとすると、入れる。鍵ペアとauthorized_keysは問題なさそう。
で、ググってみたら

ssh – Windows 10 OpenSSH key invalid format – Stack Overflow
>I got this working.. believe it or not by adding a single LF at the end of your private key file.

秘密鍵ファイルの最後に改行を足せと。
ええーそんなばかなーと思って足したら、通ったよ…

サーバー側 OpenSSH_8.7p1, OpenSSL 3.0.1
クライアント側 OpenSSH_for_Windows_8.1p1, LibreSSL 3.0.2
でした。
クライアント側FileZilla 3.62.2(Windows)の場合は改行なくても通りました。
Windowsのsshと特定の組み合わせの問題なのか?

古いサーバーにsshで繋げられない(ssh-dssを今さら使う)

古いLinuxサーバー(CentOS4か5か)がLAN内にあって、そちらにsshアクセスしようとしましたが、ssh鍵がdsaって書いてある。
最近windowsからのsshはpowershellから起動して使うようになりまして(便利になったね!)。

とりあえず
ssh -i id_dsa IP_ADDRESS
としてみましたが
sign_and_send_pubkey: no mutual signature supported
とエラーでアクセスできず。

一時的にssh-dssを許可しないといけないので
ssh -i id_dsa -o ‘PubkeyAcceptedKeyTypes +ssh-dss’ IP_ADDRESS
これで使うことができました。

古いサーバーはリプレースしていかないとね…

英語配列キーボードの右AltをIME起動キーにする

Windows PCにHappy Hacking Keyboard (HHKB Professional)を合わせて使っておりますが、全角/半角キーの無いUS配列なのでIMEの起動切替がAlt+`という知らないと想像もできない組み合わせ。HHKBだとバッククォートが右上なので余計に面倒な感じに。

これに対し、USキーボード愛好の日本人には割とお馴染みの方法としてキーボードドライバをAXキーボードにするという方法があります。AXって何ですの?と言われると、DOS/VだとかIBM PC/AT互換機だのという歴史を紐解くことに…。私も昔はNECのPC-9801や9821、EPSONの国民機(互換機)ユーザーでしたから、スペースバーの右にXFERがあってそれで変換とかしていたわけです。こうなるとIMEじゃなくて日本語入力FEPね。(話がそれた)

ということでスペースの右のキー、右AltキーがIMEの起動キーになることはとても相性が良いわけです。
このAXキーボード指定のやり方、検索すると同じ方法を掲載しているサイトがたくさんあるのですが、私が最も参照していた@ITの「Windowsで右Altキーに[漢字]キーを割り当てる方法(AXキーボード設定を利用する方法)」というページが最近隠れて出てこなくなったので、自分のサイトにも残しておこうというわけで記します。

レジストリエディタで HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parameters を開いて下記の値を編集。

LayerDriver JPNREG_SZkbdax2.dll
OverrideKeyboardIdentifierREG_SZAX_105KEY
OverrideKeyboardSubtypeREG_DWORD1
OverrideKeyboardTypeREG_DWORD7

一応Windowsシステムkbdax2.dllが存在するかチェックしてからやれということになっていますが、無かったことがないので気にしてません。もしかすると非x86のARM版とかには存在しない可能性も?(見たことないので知りません)
また過去にはOverrideKeyboardSubtypeかOverrideKeyboardTypeのキーが見つからなかったことがあるので(Windows2000だったかな…)そのときはキーを作成して値を設定しました。

これで再起動すると右Altだった部分がAXキーボードの「漢字」キーになっており、IMEの切り替えができるようになります。

ちなみにHHKBは最下段が「Alt、◇、スペース、◇、Alt」という並びになっていますが、私はディップスイッチの切り替えでAltと◇を入れ替えてあり、実際にWindows上では「Win、Alt、スペース、漢字、Win」として機能します。
ここにされにキーマップの変更を行い、右Winをアプリメニューキーとして割り当てておけば、Windowsでは困ることはないかと思います。実際私が便利に使っている。

キーマップの変更は未だにChange Key(ChgKey)というフリーソフトで行っていますが、配布形態が.lzhなので、Windows10だとそのままでは開けません。なので7-zipもインストールするという、一通りの環境整備の流れになっております。

設定後は再起動して反映を確認します。

古いOpenVPNに繋がらないときの対処

OpenVPN機能が内蔵されたルーターなどでバージョンが古い相手に、最新のOpenVPN2.5.xで繋ごうとするとエラーで接続できません。

tls-cipher "DEFAULT:@SECLEVEL=0" 
data-ciphers AES-256-GCM:AES-128-GCM:AES-128-CBC:BF-CBC

configに上記を追加することで、2.5から使われなくなったBF-CBCというcipherを強制して合わせることができますが、将来的になくなるようなので、その時には相手方のルーターもバージョンアップするかリプレースしないといけないことになります。

■OpenVPN 2.5 のサイファの互換性 | OpenVPN.JP

溜まりに溜まったGmailを猛烈に削除

Gmailで一括削除をするには条件を指定して一致するスレッドを全て選択してゴミ箱へ!
そんな解説は普通にでてきますが、自分の手元で削除しようとしてもうまく消えてくれない。

条件を before:2020-01-01 として検索、
全選択→一致するスレッドを全て選択→ゴミ箱マーク
としても、処理が途中で終わっちゃうような感じで結局何も消えてない。

スレッド全て選択せず、1ページに表示されてる50件なり100件だけを削除すると、
しっかりとゴミ箱に入っている。

こりゃおかしいな、ということで悩みましたが
before:2020-01-01 after:2019-01-01 と条件ではさんであげたら、あっさり消えてくれました。
半解放?条件だと指定から処理しきれない何かがあるんだろうなぁ。

問題はその後の「ゴミ箱を空にする」が長くて時間がかかりまくる。

これでまだ2年分ぐらい。10年以上分あるからなぁ。

ちなみに、削除する前に「エクスポート」(Takeout)でメールデータはダウンロードしておきました。
https://takeout.google.com/