頭の悪いパナシ 72 – 独裁できるメディア

10分トーク『Nacky × DJ TECHNORCH – 頭の悪いパナシ』の72回目です。

●他社のシステムに完全に依存しているとある日意味不明な理由で消える
●今や印刷物の方が表現は圧倒的に自由で、ネット上の方が書けない範囲が広い「続きは本誌で」
●圧倒的多数のユーザーを抱える超大企業は、自衛のために理不尽と言えるレベルの一律ルールを持たざるをえない
●沈黙は金。

ジングル・告知ボイス:宇宙★海月
キャラクターアニメーション:ガしガし

よく、メディアには公平性が求められていると言いますが
誰がこの公平性を求めたんでしょう。

表現の自由ってありますけど、
公平性を求めることと表現の自由はぶつかってませんかね。

という、今まで当たり前に思っていたことを、あらためて考えると、
おお、実は人々の都合でそのへんの線引きが決まっているのか、と気づかされます。

(既存のマス)メディアってすごい強力なんですよね。
すごくたくさんの人に届くから。

洗脳とまではいいませんが、強烈に情報や思想を埋め込むことが出来ちゃう。

オルタナティブなチャンネルが力を持ってきたおかげで、
マスメディアの力は下がってきているとは思いますが

特別に手段を用意しなくても、いつでも接することができる新聞ラジオテレビは
今でも強力です。

強力であるがゆえに、放送法だとか電波法だとか
いろんな法律で縛られています。
この法律を決めた背景には、その強大な力の使い方を誤らないようにという思いがあるんでしょうねぇ。

で、そのオルタナティブなチャンネルを主に担っているのが、
インターネット上のSNSをはじめとするコミュニケーションチャンネルです。

しかしそこは、既存マスメディアと違って規制がないんですね。
なんとなく公平性が求められているのはわかるんだけど、
実は独裁が可能であるという。

独裁がイヤだったら出て行って、他のサービスを使えばいいじゃない
ということもできますが

ゼロからの再構築は、とても大変だものねぇ。

独裁というと偉そうですが、企業だからお金に従うと考えれば
広告主に配慮した記事構成、表現規制になってきますよね。

表現規制だとか、削除だとか、そういう話の裏にも
常にいろんな立場の人がいることを意識しておきたいですね。

頭の悪いパナシ 71 – あなたは時間を使っているんです

10分トーク『Nacky × DJ TECHNORCH – 頭の悪いパナシ』の71回目です。

●スマホよりも明らかに楽しいことがあるのに、ついスマホに時間を奪われる日々
●ソシャゲのゲームシステムのかなりの部分が「モチベを上げる」ことに使われている
●いつでも始められていつでも終えられる読書よりも遥かにモチベのハードルが低いスマホ
●人は何をするにもそれなりの集中力が必要だけれど、現状の生活で最もその集中に割り込んでくるのがスマホ
●あえて極端にハードルの低いもの(スマホ)をやる時に「やるぞ!」と言ってみよう

ジングル・告知ボイス:宇宙★海月
キャラクターアニメーション:ガしガし

どんな人間にも、平等に時間は流れます。
その時間を何に使うかは人の自由です。

だからこそ、惰性じゃなくて、自ら選択して、時間を使いたいなぁと思うんです。

もう一つ、集中と割り込みの問題があります。
集中状態になるまで15分ぐらいかかるので、
濃密に時間を過ごしたければ、集中を解かない環境に自分を置くべきでしょう。

割り込みを排除して、集中する。

これで割り込まれて再集中するまでの時間を無駄にしないで済みます。

まぁ、でも、割り込まれたい欲求が自分の中にあるなら、それはそれでいいと思います。
惰性じゃなくて望んで割り込まれる状況。
他の人とコミュニケーションしたいわけですからね。

電話野郎の話は、27回目でした。
頭の悪いパナシ27 – つながりたい vs 割り込まないで | Nacky – Snowland.net

最後に「ソーシャルぼっち」という言葉を思いついてしまいましたが、
ちょっと違うなw

頭の悪いパナシ 70 – 自分でシメて食えますか?

10分トーク『Nacky × DJ TECHNORCH – 頭の悪いパナシ』の70回目です。

●反捕鯨映画を糾弾することと反ライオン・ハント・ツアー映画を応援することの両立
●億単位の被害にはいきり立つけれど、猿を撃ち殺そうとするお爺さん達の映像をいざ見ると可哀想もいきり立ってしまう
●経済的被害と可哀想のどちらを優先していいか私達はすぐわからなくなる
●NHKの動物密着番組で、鹿密着の日は「逃げて!」となるけれど、チーター密着の日は当然「捕まえて!」に切り替われる
●二つの立場に同時に立つことの難しさ

ジングル・告知ボイス:宇宙★海月
キャラクターアニメーション:ガしガし

南アフリカのライオン狩りの件はこのへんを。
アフリカ 殺されるライオン – 特集ダイジェスト – ニュースウオッチ9 – NHK
米国人による“趣味の狩猟”で大量の動物が犠牲に | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

和歌山県の捕鯨を取り上げたザ・コーヴの反証映画、ビハインド・ザ・コーヴとか
捕鯨批判映画の反証作品「ビハインド・ザ・コーヴ」を世界配信 八木監督「世界に議論提起したい」(1/2ページ) – 産経WEST

さらに新しく映画が
あの太地町から「捕鯨論争」に新たな光を当てる 映画『おクジラさま』 | 大場正明 | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

食って生きるために、他の生命を奪っていることを意識しちゃうと食えなくなる。
でもそんなので止まってたら自分が死んじゃう。
じゃぁ完全に知らない方がいいのかというと、そうでもない。

まぁ、人間なんて勝手なもんですねw
我々、所詮そんなもんなんだ、と頭の悪いところを受け入れて生きていけばいいんでないかと。

頭の悪いパナシ 69 – アニメから男子がいなくなった世界

10分トーク『Nacky × DJ TECHNORCH – 頭の悪いパナシ』の69回目です。

●プリキュア・クレヨンしんちゃんには恋愛要素がない
●(深夜アニメなら)ここはヒロインが顔を赤らめてしかるべき、主人公に好意をもってしかるべきというシーンで当然ながら全部スルー
●あれ?深夜アニメってちょっと性と恋愛の要素で話がまわり過ぎ?
●深夜アニメにやたらと「頭の悪い」女性キャラを出すな!というDJ TECHNORCHさんの偏った主張。判断力ゼロの女性が都合の良いように翻弄される話は辛くないですか(‘ᾥ’;)
●君は少しアニメに現実を投影しすぎではないかい?

ジングル・告知ボイス:宇宙★海月
キャラクターアニメーション:ガしガし

セーラームーンのことを女の子が主人公で戦うのが新しかった、と言っていますが
リボンの騎士が「戦う少女」の元祖とも言われてますし、探せば他にもあると思います。

準主人公となる男子については、
リボンの騎士では隣国の王子がいますし、セーラームーンにはタキシード仮面がいます。
プリキュアも(少なくとも)初代は憧れの先輩みたいな男子がいましたが
最近のはお父さんとか町内の人以外に男子キャラが出てこないですよね。

作品の中で「あなた」はどこにあるか?

アニメなんかでは、どうしても一人称視点にはなれないですよね。
(行動が選べませんので)

ゲームでは、自ら行動を選べる点で、一人称視点になり得ます。

三人称視点、神の視点から見られる作品では、「あなた」はどこにいるんでしょう?

自分は百合モノを読む男ですけど、レビューなんか見てると
作中に男性が出ることの是非は結構議論になってるように見えます。
BL好き女性は作中に女子が出てくることも同様に議論あるんですかね。
あるだろうなぁ。

リボンの騎士は手塚治虫が宝塚を見て思いついたそうですが、
今やってるキラキラプリキュアアラモードなんか、かなり宝塚を意識してる感じがしますね。
宝塚、見に行きたい。

頭の悪いパナシ 68 – 競ってないと面白くない

10分トーク『Nacky × DJ TECHNORCH – 頭の悪いパナシ』の68回目です。

●大好きなチーム、強いに越したことはないけれど、できれば競って欲しいこの心理
●なんだか圧倒的な強キャラだと逆に楽しくないみたいなアレみたい
●ギリギリ勝ってくれるのは、興行的にも、人気的にも必要とされている、のかも
●上位リーグにおける圧倒的に勝ってしまっている時の独自「マナー」
●と、子供時代に言われる「最後の一秒まで頑張れ」のギャップ

ジングル・告知ボイス:宇宙★海月
キャラクターアニメーション:ガしガし

競ってる試合は、やっぱり盛り上がりますね。
とはいえ贔屓の、応援してるチームには負けてもらいたくないので、
大量リードで勝ちが確定してるのも、ありがたい話なんですが。

試合を観戦するってことは、その場に参加するということなので、
自分が参加した場は、参加した意味があった、楽しかった、という思いを持ちたい願望があるのかも。

勝ったら勝って良かった、
競ったら楽しかった、
負けても楽しかった、

みたいに考えれば、自分が時間を楽しく有意義に使ったことになるものね。

なので無様な惨敗、一生懸命やってない感じ、みたいなのは
嫌われるのかもしれません。

なんとなく決まってるコトって、
知ってるがゆえに「わかってる人」「通」となる基準かもしれませんが
わからない人からみたら「なんでだろう」と疑問になるし
優勝がかかった試合で、その不文律を守ることで不利になるとしたら…など、
例外もたくさん出てくると思うんですよね。

野球の不文律 – Wikipedia
こんなにある!

【スポーツ異聞】プロ野球の不文律を破ったばかりに… CS進出をかけたカープ戦に散った50歳・山本昌のなぜ?(1/3ページ) – 産経ニュース
不文律で揺れる